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【西武】西川愛也選手インタビュー 連続打席無安打の野手ワースト記録を経験したことで「ヒット1本の価値、重さは一番自分がわかっている」

文化放送

3月22日放送のライオンズエクスプレスでは前日に引き続き、埼玉西武ライオンズの西川愛也選手にインタビューした模様を放送した。守備について練習時から意識して取り組んでいること、そして今シーズンに向けての意気込みを訊いた。

――守備のこだわりはある?
西川「試合では、考えずに無意識で反応できるのを目指している。練習では1歩目を切るタイミングを大事にしているのと、自分が追いかけないボールでも落下地点を予測するようにしています」

――やはり落下地点を把握する意識は大切?
西川「自分が追いかけているボールはそこまで意識しないんですけど、2箇所からノックを打っている時に、自分が追いかけていない方の打球の落下地点を『このあたりかな』というように意識するようにしています」

――バッティング練習中にもそのような意識で打球を見ている?
西川「そうですね。空間認識です。数をこなさないと」

――捕ったら送球をしないといけないが、その際に意識していることはある?
西川「バックホームをするならば、ベースから右側に投げてキャッチャーがタッチしやすいところに投げる意識でいます。左側にいってしまうとキャッチャーがタッチするのにかなりロスをしてしまう。タイミングがアウトでもセーフになってしまうことがよく試合で見られるので、逸れても右側にいくようにして、キャッチャーがタッチしやすいようにするのを意識しています」

――なかなかヒットが出ない経験もしましたが(2023年4月30日西武-楽天6回戦で2020年8月16日以来、63打席ぶりにヒットを放った)、それは今どのように活きている?
西川「あの時は本当に苦しかったですし、僕にしか経験できないことだった。あの苦しみをわかっている分、ヒット1本の価値、重さは一番自分がわかっていると思います」

――松井監督から手渡されたヒットを打った際のボールは今どうしている?
西川「家に飾っています(笑)」

――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。
西川「いつも応援ありがとうございます。今シーズン、長年定着していない1番を固定できるようにやっていきたいと思います。熱い応援をこれからもよろしくお願いします!」

※インタビュアー:長谷川太アナウンサー

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