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元市民病院脳外科医が科長と前院長、赤穂市を相手取り提訴

赤穂民報

 赤穂市民病院に在任中、複数の医療事故に関わったとされる脳神経外科の40代医師が、専門医試験の受験を妨害されたなどとして、上司だった科長と前院長、赤穂市を相手取り、損害賠償を求める民事訴訟を神戸地裁姫路支部に提起したことがわかった。

 10月13日付けで提起された訴状によると、2021年3月に原告が血管内治療専門医試験を受けようとした際、出願に必要な書面への署名を科長が拒否したため受験資格を喪失した、としている。また、20年7月には科長から暴行を受けて傷害を負ったとした上で、前院長に科長の配置転換など勤務環境の改善を求めたが具体的な対策を講じなかった、などと主張。これらが原因で「うつ病に罹患し、退職を余儀なくされた」として科長と前院長にそれぞれ1000万円の損害賠償を請求し、赤穂市にも使用者責任があるとして連帯して支払うよう求めている。

 原告は2009年に医師免許を取得。複数の医療機関での勤務を経て19年7月に赤穂市民病院に採用された。同病院によると、翌年2月までの間に医療過誤1件を含む計8件の医療事故に関与し、前院長が手術禁止を命令。21年8月に退職し、現在は別の医療機関に勤務している。

 訴状で原告は、医療過誤が発生した要因を「(科長の)命令に従ったことが原因」と主張。その他の医療事故については「医療過誤ではなく、合併症、偶発症あるいは自然経過により予後が悪かったものであり、原告の手技に起因するものではなかった」とミスを否定した上で、「手術禁止命令の必要性はなかった」としている。

 赤穂民報の取材に、原告は「現時点では、コメントすることはない」と代理人弁護士を通じて回答。被告の科長と赤穂市はいずれも「本件に関するコメントは差し控える」とし、前院長は23日までに連絡はなかった。

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