【横浜市南区】蒔田公園でボート体験などの魅力創出実験 市が11月7日から3日間
南区の蒔田公園にある親水施設などを使い、水辺空間活用の可能性を考える横浜市による実証実験「まいた公園水辺日和〜遊んで、食べて、休んで〜」が11月7日(金)から9日(日)まで行われる。
市は都心臨海部の公共空間を活用し、地域全体の価値を高める取り組みを続けている。その中で同公園が大岡川と中村川の分岐点にあることに着目。河川と公園を一体的に活用し、居心地の良い滞在空間やボートなどが行き交う水辺空間の可能性を検討している。
実証実験には、蒔田公園を中心に活動する団体で組織される「まいたエコサロンの会」が協力する。8日(土)は羽根付きパドルで漕ぐ「カヤック」、9日は手漕ぎ型の大型カヌーの「Eボート」の体験会がある。カヤックは小学生単独または保護者とのペアで、料金は単独1千円、ペア2千円。Eボートは小学4〜6年生と保護者のペアで、料金は1500円。希望者は11月4日(火)までにサイトから申し込む。
キッチンカーやテーブルチェアも
公園内に周辺の店舗がキッチンカーで出店し、パンやコーヒー、もつ煮などを販売する。ゆったりと飲食できるようにレジャーシートが貸し出されるほか、ハンモックやテーブルチェアが設置され、普段の公園とは違う雰囲気になる。
同局は「地域や企業と連携して取り組みを進め、多くの人々でにぎわう魅力的な水辺空間の創出につなげたい」としている。開催時間は7日と9日が午前10時から午後3時、8日は午後4時まで。問い合わせは市都市整備局臨海部活性化推進課【電話】045・671・4863。