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『クロール ―凶暴領域―』続編、ワニがニューヨーク襲来へ ─ ワニワニパニック映画が都会でパワーアップ

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ハリケーンに見舞われたフロリダを舞台に、凶暴なワニの巣窟と化した家からの脱出を試みるサバイバルスリラー『クロール ―凶暴領域―』(2019)の続編企画は、ワニたちがニューヨークの都市を襲撃するパニックが描かれることになりそうだ。監督のアレクサンドル・アジャが予告している。

『死霊のはらわた』シリーズや『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミが製作を務めたことでも注目を集めた前作『クロール』。ハリケーンによる水害で人食いワニが市街地に侵入してしまい、家に取り残されてしまった大学生の娘ヘイリー(カヤ・スコデラーリオ)とその父デイヴ(バリー・ペッパー)が生き残りをかけて脱出に挑んだ。監督のアレクサンドル・アジャはこの続編でも再度メガホンを取る。なおライミもプロデューサーとして続投することが決まっている。

この度、米が近況を尋ねたところ、アジャは「ニューヨークを舞台にする上での問題は、どうやって、こんなにたくさんワニがここにいるのかと説明するかということなんですよね。それがいま私たちが取り組んでいることです。」と回答。実際、前作のフロリダのように、ニューヨークにハリケーンの影響でワニが集まってくるとは考えにくい。都市部とワニをいかに結びつけるかがポイントになりそうだ。

一方で、「それがすごくワクワクすることでもあります」とアジャ。「『クロール』を作るのは本当に楽しかったです。水とか嵐とかその他もろもろ、まとめるのがとても難しい作品でしたけどね。どうも前作からずいぶん時間が経ってしまったので、一日中水の中にいることがどれだけ恐ろしかったのかすっかり忘れてしまったんです。ウェットスーツを着る準備は出来ていますよ」。

アジャ、ライミと同様、前作のプロデューサーを務めたクレイグ・フローレスも、引き続きプロデュースに携わる。脚本を手がけるのは『パラノーマル・アクティビティ5』(2015)でペンを執ったアンドリュー・ドイチュマンとジェイソン・パガン。動物パニック映画も群雄割拠の現在、ホラー映画の名手たちが、どんな手法で新たなワニの襲来を描くのかが気になるところだ。

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