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古くから関わりの深かった人間と動物の関係性を紐解く 兵庫県立考古博物館 春季特別展「動物と考古学-愛でる、使う、食べる-」播磨町

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播磨町の『兵庫県立考古博物館』で、4月20日より春季特別展「動物と考古学-愛でる、使う、食べる-」が開催されます。期間は6月30日まで。

今回の企画展は「人と動物の関わりの歴史」に焦点をあてたもの。近年、遺跡から出土した動物の骨などを科学的に分析する「動物考古学」の研究が進んだことで、当時の社会における動物利用の実態がより明らかになってきました。

会場では「動物考古学」を入門的に学ぶとともに、これまで人々が暮らした環境にどのような動物がいたのか、またどのような関りを持っていたのかを紹介。骨や土製品などといった考古資料を通じて、その歴史を紐解きます。

春能満上小貝塚 イノシシ形土製品(千葉県指定文化財 市原歴史博物館蔵)

さらに貝塚から見つかったウミガメやイルカの骨、縄文土器などといった展示物には実際に触れることも可能!参加型の展示で、幅広い年代の人が楽しめる内容になっているのだとか。

担当者は「昔の人が出会った動物が大集合!縄文人や弥生人がかわいがったり、アクセサリーとして使ったり、食べたり
した動物についてちょっとくわしくなれるかも!?昔の人の動物への思いや、動物を使い、食べることの知恵と工夫を学びに考古博にぜひ遊びにきてください」と呼びかけています。

<記者のひとこと>
また博物館では関連イベントとして、講演会のほか縄文時代のアクセサリーづくりや土製品づくりなどのワークショップもあります!見て触れて、実際に体験して楽しめそうです。


開催期間
2024年4月20日(土)~6月30日(日)

場所
兵庫県立考古博物館
(加古郡播磨町大中1-1-1)

時間
9:30~17:00(入場は16:30まで)

休館日
月曜日

観覧料
大人 500円
大学生 400円
高校生以下 無料

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