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可愛すぎるアラフォー主人公、24cmの身長差、強引だけど優しい年下攻め……! 要素が良すぎる話題のBLドラマ『40までにしたい10のこと』を徹底レビュー!

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

7月から放送が始まったドラマ『40までにしたい10のこと』(著・マミタ先生)。「月刊マガジンビーボーイ」にて連載中のBL作品で、風間俊介さんが主役・十条雀を、十条の部下・田中慶司役を庄司浩平さんが演じています。

先日第1話が放送された直後から話題となり、SNSで噂を聞くようになった本作。なんでも「2人の身長差が良い」のだとか。長年腐女子であるものの、最近はBL作品にあまり触れておらず、ドラマよりもアニメばかりを見ていた私ですが、タイムラインで見かけた場面カットの身長差やバックハグのシーンがあまりによかったため、ちょっと見てみることに。

すると、腐女子心を見事に撃ち抜かれ、期待の遥か上をいく良作っぷりに身震いする始末。そんな燃え上がった心のままに、レビューをしたためさせていただきたいと思います。

 

可愛すぎるだろ! 主人公・十条雀

何をおいても「十条雀が可愛すぎる」。これに尽きる第1話でした。家の外ではスーツの似合う清潔感のある爽やかアラフォーで、人当たりもよく、部下や他部署のフォローもできる仕事のデキる男。

その姿からは驕りや高慢さも全く感じられず、彼の部下たちがのびのび働いていたのも、きっと上司である雀の人の好さがつくりだしているものだろうなと感じました。

それなのに、家に帰るとくまちゃんのもこもこルームウェア! 柴犬のもこもこスリッパ! すずめのぬいぐるみに話しかける! そのギャップにも驚きましたが、それ以上に可愛いものに囲まれても全く不自然じゃないどころか似合っていることに驚き。雀本人も可愛いからでしょうね……。

しかし、そんな可愛い物好きなところを外に持ち出していないところが彼の人間性を表していると感じました。雀は自分をきちんと客観視できており、アラフォー男性の可愛いもの趣味が世間からどういう目で見られるのかわかっているのでしょう。

節度ある立派な大人である彼に好感を覚えたのですが、だからこそ日々をまっとうに生きることに集中してしまい、やりたいことなんて考えもせず40歳手前まできてしまったのだろう、彼の人生背景もうかがえました。

真面目に生きてきた雀は、自分でも気づかないうちに寂しさを募らせており、そんな彼がたまたま見かけたテレビ番組をきっかけに、抱えた寂しさに気づいてしまうシーンは切なかったですね。

そこに突然アタックしてきた部下・慶司。風間さんと庄司さんの身長差は24cmもあるそうで、近くで話すだけで上目遣いになってしまう雀。見上げる目がまんまるで、とんでもなくかわいかったですね。慶司も内心たまらなかったんじゃないでしょうか。

「40までにしたいこと」リストを撮られてしまったスマホを取り返そうと飛び跳ねるシーンは本話の中でも随一のキュートなシーンだったと思います。私は悶えました。

思わぬ相手からのアプローチに驚きと動揺を隠せない姿も可愛らしく、葛藤している間に押し切られてしまうところも何だかんだ嘘を付けない人の好さを感じられました。可愛い受けは最高の癒しですね。

田中慶司は飄々としているようで素の思いが垣間見えるところがイイ!

 
雀にアプローチする年下イケメン部下・慶司は、飄々とした態度で提案を押し切り、雀より上手に感じられますが、ところどころで彼の素の思いが垣間見えているところがとても良かったです。

たとえば、雀の年齢を部下の中で唯一覚えていたところや、雀がフリーだとわかって喜んでいるところ、「十条さんとパフェ食うとか楽しそう」と零す声に嬉しさが滲んでいるところなどなど…。本当にひそかに想いを寄せていたのだと感じられるシーンがストーリー中に散りばめられていました。

雀に「からかうな」と言われ、ふざけているわけではないことを伝えるシーンは悶絶不可避シーンでしたね。後ろから抱きしめる腕も、肩を掴む手も、とても優しいものでした。動揺でそれどころじゃなかったかもしれませんが、「誰かに触れられたい」と願っていた雀は、慶司の温かい手をどう感じたのでしょうか。

強引にアプローチしながらも、触れる手は優しい年下攻め、最っ高です!

第1話でドハマり! 第2話以降も絶対見ます!

というわけでBL作品もドラマもご無沙汰な私が、第1話でどっぷりハマってしまった『40までにしたい10のこと』。雀が抱えた寂しさを慶司がどのように癒していくのか、慶司に対する雀の気持ちの変化、また、慶司の人柄やバックグラウンドなども気になるところです。

職場内恋愛ですから周囲の人たちにバレないようにすることも大切でしょうし、慶司がモテそうなところも2人の関係のいいスパイスになりそうですよね。突然始まったオフィスラブが今後も楽しみで仕方ありません。

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