小3男子が考える「左利きの苦悩」 最後の1文に胸きゅん必至
日本では少数派の左利き。右利き用のハサミや急須などが使いにくかったり、食事の際に隣の人と肘が当たってしまったりと、左利きであるが故の不便さをよく耳にします。
今回紹介するのは、ハンドルネーム「デスペラード。」さんの甥っ子にまつわるエピソード。左利きに悩む一方で、左利きならではの素敵な利点を見つけた小学3年生の男の子に胸きゅん必至です。
■ 夏休みの自由研究は「左利きの苦悩」
夏休みの自由研究として、「左利きの苦悩」という謎の論文を書いていたという男の子。
デスペラード。さんが見てみると、「ハサミが使いにくい」、「自販機に小銭が入れづらい」、「改札が通りにくい」など、左利きの男の子がこれまで感じてきた悩みがたくさん書かれていたとのこと。
男の子の言う通り、左利きにとっては右利き用のハサミは使いづらいし、自販機のお金の投入口や、駅の自動改札も右側にあるため不便に感じます。
しかし、その論文には続きがあり、最後には「でも世の中の人はみんな右利きだから手がつなぎやすい」と書いてあったのだとか。
この甥っ子の論文にキュンキュンしてしまったというデスペラード。さん。SNS上では「オシャレすぎる」、「素敵な考え方」、「左利きの希望の星」などのコメントが寄せられています。
■ 握手ができるような友達をたくさんつくってほしい
デスペラード。さんによると、男の子は普段からおとなしく控えめな性格とのこと。自分が左利きであることには、若干コンプレックスを感じているそうです。また、最近少年野球を始めたという男の子は、大谷選手への憧れが強いためか、自ら右投げの練習をしているのだとか。
そんななか、柔軟な発想力で左利きの良い点を見つけ出した男の子。デスペラード。さんは「握手ができるような、そんな友達をたくさんつくってもらいたいです」とエールを贈っています。
<記事化協力>
デスペラード。さん(@10perapera20)
(一柳ひとみ)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 一柳ひとみ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024081604.html