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DXを成功に導くポイントは「意思決定の速さと捨てる勇気」

文化放送

8月4日放送の「HENNGE presents BIZ-TECH Lounge」は、先週に引き続き、ゲストに日本瓦斯株式会社 代表取締役専務執行役員、株式会社エナジー宇宙 代表取締役社長執行役員、株式会社雲の宇宙船 代表取締役社長執行役員の吉田恵一氏を迎えて、DXを成功に導くポイントや今後のビジョンについて詳しくお話いただいた。

文化放送アナウンサー・甲斐彩加(アシスタント)「DXを成功に導くためのポイントを教えてください」

日本瓦斯株式会社 代表取締役専務執行役員、株式会社エナジー宇宙 代表取締役社長執行役員、株式会社雲の宇宙船 代表取締役社長執行役員・吉田恵一氏「意思決定の速さと捨てる勇気です」

HENNGE株式会社代表取締役社長・小椋一宏氏(パーソナリティ)「詳しく教えてください」

小椋「DXがうまくいかないところは、私は2つあると思っております。1つは時間がやたらかかってしまって、その間にコストがどんどん増えていくとか、技術はどんどん先に行ってしまうといったことがあるのではないかと。もう1つの捨てる勇気というのは、いろんな部署を交えて議論していると、あれもこれもと盛り込んでいってしまう。なので、本当に必要なものだけ残して捨てる勇気を持つ、あるいは今までやってたシステムで、いらない部分を捨てていかないと使えるものにならない。この2つがやはりDXの上で重要なのではないかと考えております」

小椋「もう全く同意ですね。おっしゃる通りだなと思いました。AIの導入に関しては、今どのような取り組みをされていますか?」

吉田「すべての社員の方にできるだけ多く接してもらおうと、当社自身でもライセンスを取得しているんですけれども、社内で使える生成AIツールを導入して、日ガスの様々なデータを読み込ませてますので、答えてくれます。今までは、上司や先輩に聞いていたところを、このチャットAIに聞くと、あの実績はどうでしたか?とかどういうツールがありますか?といったことを教えてくれます。大きな話で言いますと、配送のシステムがフル稼働しているんですけれども、ここにAIを組み込ませることによって、もっと効率的な配送ができるんではないかということを、ベンチャー企業と一緒に議論しながら進めております」

甲斐「吉田さんが今後実現したいことは何でしょうか?」

吉田「AIを実装したDXということは、1つの大きな課題でぜひ実現したいと思っています。人手不足の問題は、エネルギー業界のみならず待ったなしの問題ですので、AIを実装したDXをいろんな会社でシェアして一緒に使いながら、共に創る“共創”の考えですけれども、そういったことを実現していきたいと思います。究極的に人間がやることで、最後まで残るのは何かと考えると、人と人とのコミュニケーションや新しい価値の創造を考えるといったことは、やはり人でなきゃできないと思います。そこにこそ人間が集中すべきであって、それ以外のことはすべて、極端に言えばデジタルで解決すべきだしそういう方向をぜひ実現したいと考えております」

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