江井ヶ島駅前に店舗を構えた『スープデリ エイノ』で明石ならではのランチに舌鼓 明石市
明石市の江井ヶ島エリアは海が近く、定期的にマルシェが行われていたり…と、最近注目のエリアです。そんな江井ヶ島で以前取材したお店から、嬉しい移転の報告をいただき取材に行ってきました。
山陽電車の江井ヶ島駅のすぐ目の前にオープンした『SoupDeli eino(スープデリ エイノ)』は、もともとイベントなどテントで営業。店舗を構えられたことで、暑い日も寒い日も天気に関わらず、のんびりとお料理を味わうことができるようになりました。
店主の足立さんの肩書は「スープ農家」。主にスープで使う野菜を栽培されています。店舗を持つことで、スープ以外のものも提供できるようになり、ランチタイムにも、カレーやパスタをいただくことができるんです。
予約をすればコース料理も注文できるんだとか。もともと日本料理人だったこともあり、会席からフレンチまでさまざまなジャンルの食事を楽しめます。
そこでいただいたのがランチの「蛸と牡蠣の江井ヶ島パスタ」です。蛸だけでなく、海苔も明石産。口に運ぶと、ミルク感たっぷりのクリーミーな中にも豊かな海苔の香りが広がります。ソースはさっぱりとしているのに、すごく濃厚。パスタはリングイネを使用していて、しっかりとソースが絡みます。ほどよい茹で加減で心地よい歯ごたえです。
牡蠣は、大粒のものがのっています。プリっとしていてジューシー♪牡蠣の芳醇な香りがたまりません!海のもの同士だから、海苔のソースとの相性も抜群に良く幸せな味…。蛸は硬すぎず、柔らかすぎず食べやすい硬さで牡蠣とともに主役級の存在感です。
同店の真骨頂は、やはり創業当時から人気のスープ、ということでランチメニューにプラス200円(税込)のスープもお願いしました。この日は、「おおもの」という品種のとうもろこしを使用した冷製ポタージュ。とうもろこしはもちろん、足立さんが栽培されたものです。
こちらもさっぱりとしたミルク風味の中に、とうもろこしの旨味が凝縮されています。素材の味を活かすために味付けは最低限なのに、すごく濃厚です。
店を構えたあとも、江井ヶ島で開かれているマルシェや周辺のイベントに大忙しの店主足立さん。近隣の他の取材先からも「足立さんのおかげで江井ヶ島が盛り上がって来ていてありがたい」という声も聞こえてくるぐらいなんです。どんどん進化していく同店、そして江井ヶ島エリアから目が離せません!
ちなみに、「おおもの」のポタージュは10月いっぱい味わえるそう。それ以降は、冷凍のパックで購入することができます。お店の定休日はイベントの都合で変わることもあるので、スケジュールはInstagramのスケジュールを確認してみてくださいね!
場所
SoupDeli eino(スープデリ エイノ)
(明石市大久保町江井島887-1)
営業時間
11:00〜15:00
ディナー(21:00まで)は要予約
定休日
水曜日
金曜日