上質な和牛をリーズナブルに味わえる炉窯焼きステーキランチ 炭火焼ステーキレストラン『KALM(カルム)』の肉本来の旨みを楽しむ大満足ランチ 芦屋市
和牛を備長炭の“炉窯”で焼くステーキレストラン『KALM(カルム)』(芦屋市)が、阪神芦屋駅から歩いて2分のところにオープンしました。
鉄板焼きでは味わえない、和牛の旨みを最大限に引き出した調理法で焼き上げたお昼のステーキランチのコスパが抜群にいいと聞いて訪ねてきました。
阪神芦屋駅北側の交差点を右に向くと、店舗のあるビルがすぐに見えます。おしゃれなコンクリート打ちっぱなしの建物を地下へ降りていきます。
店舗は隠れ家のように外からは見えない地下にあるので、落ち着いて食事ができそう。
ステーキ専門店と聞いて想像する重厚な感じというよりも、オーク無垢材のカウンターやテーブルがカジュアルで入りやすい雰囲気を演出しています。
ランチでいただくお肉は、但馬の豊かな自然の中にある牧場で大切に育てられた兵庫県のブランド牛「太田牛」の赤身肉。キメが細かく口どけのいい雌牛は、焼くと特有の旨みや濃厚な味わいを楽しめるのだとか。
備長炭の炉窯で焼く和牛ステーキは、最初に肉の表面を焼き、遠赤外線効果で旨みをギュッと閉じ込めた後じっくりと火を通すため、ジューシーで香ばしい仕上がりになるのだそう。
お肉を待つ間、まずは前菜を。フレンチやイタリアンの修業経験も豊富なシェフが作る彩り鮮やかな一皿は、そのボリュームにびっくり。契約農家から仕入れるたっぷりの野菜やスモークサーモン、牛タンのコンフィ、きのこなど…どれも丁寧な仕事が施されています。
肉厚で食べ応えのある自家製のスモークサーモンは6時間もかけて燻され、ディル入りのリコッタチーズとの相性は完璧。オーナーシェフの橋間さんは「あくまでお肉が主役ですが、前菜でがっかりされないように」と、季節ごとに内容を変える工夫も。
ついにステーキが目の前に運ばれてきました。表面の焼き上がりは1mmにも満たないほど薄く、ロゼ色の断面がとても美しい。
ナイフを入れてひと口…サクッとクリスピーな歯ごたえに肉汁の旨みが口の中に広がります。今まで食べてきたステーキとは全く違う洗練された味わいにただただ驚くばかりです。
ランチにはメインのお肉料理、前菜のほかスープ、フォカッチャ、デザート、食後のドリンク(コーヒーまたは紅茶)まで付いていて、質・量ともに大満足の内容。
ソムリエ資格を持つシェフが選ぶグラスワインも充実しているそうなので、次回はワインと一緒にお肉を心ゆくまで味わいたいと思います。
店舗
炭火焼ステーキレストラン KALM(カルム)
(芦屋市公光町9-3 izaビルB1F)
営業時間
ランチ 11:00~14:30(L.O.13:30)
ディナー 18:00~22:00(L.O.20:30)
定休日
水曜日
TEL
0797-90-2785