NEMOPHILA日本武道館、葉月レポート!!　連載コラム［はづきんのはひふへほ］vol.1

3/8(金) 18:00配信

初めましての方は初めまして！　NEMOPHILAとKOIAIというバンドでギターを弾いています、葉月（はづき）です。ヤング・ギターには何度か誌面や動画で登場させていただいていますが…覚えてくれていますか？　今月から私のコラムがスタート！なのですが、初回の内容はなんと──日本武道館、葉月レポート!!

２月17日（土）に行なわれた“NEMOPHILA 5th Anniversary 〜地獄のゆるふわLIVE at 日本武道館〜”の様子を私視点でお伝えしようと思っていますので、ぜひお付き合いくださいませ～！

まず、この公演が決まったのは今から約１年前のことでした。やはり「ロックの殿堂、日本武道館」という場所には憧れもありますし、当日が近づいてくるにつれてドキドキが止まりませんでしたね。セットリストには「私達らしく、激しく、それでいて明るい曲」を入れ込んで、毎日スタジオに入って都度リハーサルでの反省を活かしながら準備を整え、少しでも安心して当日を迎えられるように、とにかく頭と体に曲を覚え込ませていました。

そしていざ会場に着いてみると、これまでに何度も見た武道館の外観がとっても大きくて、日本の中心に来たような、なんとも誇らしい気分になりました。家族や地元の町長（！）も応援に駆けつけてくれて、とっても嬉しかったです！

今回は半円の巨大な照明に包まれているようなステージ・セットだったので「広々としたステージ！」というわけでもなく、大きさに飲まれるような緊張感はなかったですね。１曲目の「RISE」が始まって、爆音と共にみんなの前へ飛び出して行きました。

3月20日（水・祝）に公開される『映画おしりたんていさらば愛しき相棒（おしり）よ』のキャンペーン・ソング「ODYSSEY」を演奏した際には客席のみんながスマホのライトをつけて振ってくれて、そのいくつもの輝きが、まるで星に包まれているようでした。

「OIRAN」ではベースのハラちゃんと「武道館」「最高」と書いた巻物を披露するパフォーマンスがあったのですが、私は投げるのが下手すぎて逆に巻物に投げられる形になってしまい…ＸにGIF動画が上がっているので気になる方はぜひ見てください（笑）。

ライヴの中で使用した巻物です。最初、大きく書き過ぎて武道館の“館”の字だけ小さくなっちゃった…。

この日の景色の１分１秒が、この先一生忘れられない宝物になりそうです。とっても気持ちも入った良い形で武道館公演を終えることができたと思います。本当にファンのみんなとスタッフ、メンバーに恵まれて立つこのできた日本武道館でした。

かくいう私は楽観的な性格なので、「どうにかなるでしょ精神」でやってきたのですが、NEMOPHILAを始めてからは自分の音に責任を持つことや、私だけじゃなくてメンバー１人１人の人生を背負う覚悟が日に日に大きくなってたんです。ドラムのたむさんからは「葉月ちゃんが人間になった！」と言われるくらいには、今日（こんにち）の葉月は成長したみたいです（笑）。