川崎がジャズ一色に 9月20日から66日間
今年で10回目となる「かわさきジャズ」が9月20日から11月24日の66日間にわたり、市内各地で開催される。それに先立ち、かわさきジャズ実行委員会(草壁悟朗実行委員長)と川崎市は7月10日、ラインナップを発表した。
「多様性」と「コラボレーション」をテーマに川崎独自の音楽フェスティバルとして2015年に始まった同イベント。今年は20公演のホールライブと100ステージ以上の地域イベントを予定。地元音大や市民、世界的なジャズプレイヤーらが川崎の秋を盛り上げる。
発表会に登壇した草壁実行委員長は「充実したプログラムを用意できた。生の演奏を聞いて空気の振動を感じてもらえれば」と呼び掛けた。
イベントの「顔」となる「BRIDGEアーティスト」には昭和音大4年生のサックスプレイヤー・渡邉瑠菜さんが選出。渡邉さんは「川崎にしかできないジャズカルチャーを生かした音楽フェスティバルに携われてとても光栄。かわさきジャズを盛り上げていきたい」と意気込んだ。発表会終盤ではピアニストの国府弘子さんと渡邉さんが、国府さんが作曲した「スターランド」を披露。2人揃っての音合わせは初だったが、息の合った演奏で会場をジャジーな雰囲気に包んだ。
チケットは7月19日(金)よりかわさきジャズチケットオンラインで先行販売、25日(木)からは各種プレイガイドで一般発売開始。