正解を考えるの、やーめた[ハハのさけび#8]
1歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
2年の不妊治療を経て子どもを授かり(連載「モヤサバ妊活」)、たくさんの発見があった妊娠期を経て(連載「妊婦のハッケン」)、出産した私(連載「ハハになった日」)。この連載「ハハのさけび」では、育児をする中での気持ちの変化や、母親になって変わった世の中の見方などを書いていきます。親という共通点を持つみなさんに、共感してもらえたら嬉しいです。
正解を考えるの、やーめた[ハハのさけび#8]
友だちの子どもや、児童館や町で見かける子ども。自分の子どもとは成長の仕方が違って、ついつい比べてしまうことがあります。うちの子はなかなかご飯を食べてくれなくて、よく食べるお子さんを見かけるたびに、うちは全然食べないな、、と気になっていました。気になると、何か工夫できないだろうかと考え始めてしまいます。
心配になって、ネット検索して、色々な人の意見や記事を読んでみます。食材の固さが良くないのかなとか、ステップを戻すべきなのかなとか、味付けが悪いのかなとか・・・。まるで、どこかに上手い子育ての正解が書いてあるような気がしてしまい、必死にそれを探してしまうのです。
何か法則を探そうとしてしまうことも、よくありました。今日はどうしてよく食べたんだろう?なぜぐっすり寝たんだろう?たくさん運動したから?食器がいつもと違ったから?・・・再現性があるのかどうかもわからないのに、ついつい、上手くやれないかと考えて、そんなことを悶々と考えてしまったものです。
ある時疲れて、考えるの、やめました。「子どもは一人一人違うんだから正解なんてないし、もし法則があったとしてもすぐ成長して変わるんだから、考えてもムダだ!!!」と思うようにしたのです。そしたら、楽になりました。
健康ならOK。生きてればOK。で、いいですよね・・・。
[わぐり]
2018年4月に息子を出産した34歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(ninputweet)とInstagram(ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。
※この記事は、過去にたまひよONLINEで公開されたものです。