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まさかおもらし?誰にも言えない「尿もれ」、妊娠出産のかげでのつらい経験

たまひよONLINE

夫と子ども2人の4人で暮らすアラフォーライターの“くろみつ”です。2014年、34歳のときに長男、2018年、37歳で次男を出産。自然分娩を希望していましたが、長男出産時に緊急帝王切開に。次男は予定帝王切開を選択しました。今回は、妊娠中から産後にかけて悩んだ尿もれの体験をご紹介します。

妊娠中から悩んだ尿もれ。ちょっとの刺激にビクビク


妊娠中のマイナートラブルといえば、いわゆる「つわり」の知識しかなかった私が、最も困ったのは「尿もれ」でした。

「尿もれ」を感じるようになったのは、妊娠中期から後期に入るころのこと。まず、赤ちゃんが大きくなって自分のおなかも目立つようになったころから、トイレが近くなってきました。おなかのなかから押されているような感じで、膀胱が圧迫されるイメージです。

それだけならよかったのですが、くしゃみや咳をしたり、おなかの赤ちゃんが動いたりするたびに、「尿もれ」してしまうことがあったのです。妊娠前はそんな体験がなかったので、くしゃみしただけで出てしまうということに衝撃を覚えました。

それでもしばらくは、生理用のナプキンをつけて、くしゃみをするときにはもれないように気をつけていればさほど問題なく過ごすことができました。

そして臨月。破水かもしれないとあわてた尿もれ事件


妊娠37週に入ったある日。くしゃみをしたわけでもなく、本当にただ立って本を読んでいただけだったのですが、急にドバっと水が出てきたのです! 

私はまさかおもらしをするとは思っていなかったので、「もしかして破水かもしれない」と思い、あわてて病院を受診することに。

結果、破水ではなく「尿もれ」だったのですが、このときは本当に焦りました。そしてあとから、恥ずかしさが込み上げてきました。

その1週間後、今度は本当の破水を経験…!! 「尿もれ」と「破水」の違いを私の言葉で言うと「破水はじわじわ少しずつでる感じ」でした。

出産後も悩んだ尿もれ。おしり体操でトラブル解消


出産後は、妊娠中のマイナートラブルもなくなると思っていたのですが、そんなことはありませんでした。

期待に反して、「尿もれ」は出産後もしばらく続いたのです。帝王切開で尿管カテーテルをつけていたことが関係あるのか、妊娠中の骨盤底筋のゆるみが原因なのかはわかりませんが…。

妊娠中のような、おなかの中から圧迫されてドバっと出てしまうような感覚はなくなったものの、くしゃみや咳、腹部を圧迫したときのちょっとした刺激でもれてしまうこともしばしば。尿もれパッドをつけていればそれ以上もれてしまうことはなかったのですが、やはり気になります。

出産後すぐは、帝王切開の違和感と赤ちゃんのお世話の忙しさで自分のことまで気にする余裕がありません。やっと自分のことを考え出したのは産後2ヶ月ほどたってから。

すきま時間を見つけては、おしりをきゅっとしめる体操を始めたのです。この体操をするようになってから、徐々に「尿もれ」は減っていき、私の場合は産後半年くらいで、あまり気にすることもなくなりました。

次男を妊娠中から産後にかけても、尿もれに悩まされましたが、産後数ヶ月で改善しました。次男のときの方が体操をこまめにやれていたためか、悩むことも少なかったような気がします。「尿もれ」は、命にかかわるようなトラブルではないので、なかなか医師に相談することを躊躇してしまうかもしれません。ただ、子どもを出産してみて、母親が元気で快適に過ごすことは、子育てでとても重要なことだと感じています。ちょっとしたマイナートラブルと思わずに、少しでも快適に過ごせるよう工夫できるとよいなと思います。

[くろみつ * プロフィール]
夫と子ども2人と暮らすアラフォーライター。2014年に長男、2018年に次男を出産し、もうひとり女の子が欲しいけどいろいろ考えると厳しいなと考える今日このごろです。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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