【横浜市中区】石川商店街 チャレンジショップが開店 空き店舗を地域の拠点に
石川商店街(アイキャナルストリート)内=中区石川町1丁目/JR石川町駅南口3分=に10月19日、空き店舗を活用したチャレンジショップがオープンした。1日単位から借りることができ、個人でも販売やワークショップを開催できる。石川商店街が運営・管理を行い、情報交換や地域の魅力発信などのコミュニティ拠点としても活用していく。
「i-canalbase(アイキャナルベース)」は、起業したい人のチャレンジショップとしてだけでなく、情報を交換できる地域のコミュニティスペースや商店街のインフォメーション機能、地域の魅力発信、イベントスペースも兼ね備えている。
テーブルやワゴンを使った販売スペースから貸し切り利用まで、多様なスペースを提供。11月4日から本格始動となり、壁面のボックスショップも開始する。個人の販売、開業を検討中の人、ネットショップの運営者、企業のイベントの利用を想定。手作り菓子やパン、アクセサリーなどの販売のほか、ワークショップの開催、地域団体の活動など様々な用途で利用できる。
同商店街エリアは近年、約10%が空き店舗になっている。店内には、同商店街の理事長や町内会長などを務める大島重信さんの店舗(大島商店)が移転するため、サポート体制も万全だという。商店街離れが危惧されるなか「商店街や地域が出店者をサポートして連携を作り、人と人を繋げる交流の場にしていきたい」と大島さん。
出店者募集中
利用料はボックスショップが月額3千円(代行販売手数料あり)、テーブルまたはワゴンは1区画1万5千円/日〜。12月末まではプレオープン期間でお試し価格で利用できる。営業時間は11時〜18時。詳細は同商店街HPか【携帯電話】090・3066・7327