“私が手に触れる物すべてが金になる” トニー・レオン×アンディ・ラウ、20年ぶりの競演『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』
『インファナル・アフェア』シリーズ以来、トニー・レオンとアンディ・ラウが20年ぶりの共演を果たした劇場新作映画『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』が、2025年1月24日（金）より公開される。このたび、本編映像と全6種のキャラクターポスタービジュアルが一挙解禁となった。
「インファナル・アフェア」シリーズ以来20年ぶりの共演
本作は、アジアのトップスター、トニー・レオンとアンディ・ラウが、『インファナル・アフェア』シリーズ以来20年ぶりの共演を果たし、総製作費70億円を投じて、香港黄金時代を豪華絢爛に再現したエンタメ超大作。1980年代、イギリスによる植民地支配の終焉が近づく狂乱の香港バブル経済時代を舞台に、ビジネスエリートたちの熾烈な陰謀うずまく、巨額の金融詐欺事件を描く。海外でビジネスに失敗し香港に逃亡、その後無一文から100億香港ドルを稼ぎ出した＜凄腕詐欺師＞チン・ヤッイン役をトニー・レオンが、チンに狙いを定め、粘り強い追跡を行う＜執念の捜査官＞ラウ・カイユン役をアンディ・ラウが務める。
『インファナル・アフェア』では、警察官役とマフィア役だったトニーとアンディの、立場が逆転したかのような役どころにも本国では大きな注目が集まっていた。監督と脚本は、『インファナル・アフェア』3部作の脚本を手掛けたフェリックス・チョンが担当。チョン監督はトニーとアンディを起用した理由について「相性が抜群に良いんです。二人が共演する時は、ただ互いに見つめ合うだけで緊張感が走ります」と語っている。
『インファナル・アフェア』シリーズの壮絶な闘いを締めくくる最終章、『インファナル・アフェアIII 終極無間』の香港公開から20年の節目となる2023年12月。世界各国で封切られた本作は、香港興収ランキング5週連続第1位を獲得。さらに香港・中国本土の最終興行収入が130億円越えとなる大ヒットを達成。そして、「第42回香港電影金像獎（香港アカデミー賞）」では12部門にノミネートされ、主演男優賞（トニー・レオン）、撮影賞を含む最多6部門を受賞した。
凄腕詐欺師をついに連行！執念の捜査官が王手！？
本編映像は、捜査官ラウ・カイユン（アンディ・ラウ）により詐欺師チン・ヤッイン（トニー・レオン）がついに連行されるシーン。連行された先、重厚な扉の向こうに待ち構えていたのは、大量の捜査官たち。緊迫する捜査官たちに対し、表情を変えず落ち着いた様子のチン。ずらりと並ぶ全6部屋の取調べ室は、チンの顔見知りたちで満室だ。ゆっくりと歩き進め、部屋の中を確認するチン。チンが連行されてきたことに驚き、怯える様子をも見せる者や、何かを悟ったかのような表情を見せる者など、リアクションは様々で、チンとの関係性が気になるところだ。最後の6部屋目でチンの足が止まり、表情が歪む。部屋の中には、タバコをふかし冷静な様子のチュン・カーマン（シャーリーン・チョイ）。ビジネスパートナー以上の関係だった彼女との出会いに思いを馳せるチン。動揺を見せたチンに満足げなラウが「チンさん こちらへ」と、別室へと案内しようとしたその時、余裕気な笑みで返事をして歩き始めたチンが突如倒れ込んだところでシーンは終了。ラウに王手がかかったと思いきや、一筋縄ではいかない展開に。2人の攻防戦は予測不可能。
キャラクターポスタービジュアルは、トニー・レオン演じる《凄腕詐欺師》チン・ヤッイン、アンディ・ラウ演じる《執念の捜査官》ラウ・カイユンのほか、《女子少年院から大企業総裁へ》と上り詰めたチュン・カーマン（シャーリーン・チョイ）、《華麗なる一族 不遇の末っ子》ツァン・ギムキウ（サイモン・ヤム）、《香港最大手銀行の御曹司》ホー・ホウワン(ロバート)（カルロス・チェン）、《悪徳顧問弁護士》ケビン（アレックス・フォン）の全6種。
豪華絢爛、衝撃の金融エンターテインメントである本作で、登場人物たちが金に翻弄される様を表したかのようなデザインが印象的なキャラクターポスターだが、傍らに添えられた、それぞれのキャラクターを象徴するセリフにも注目だ。「私が手に触れる物すべてが金になる」とかなり強気なセリフとともに胡散臭い笑顔で写るチン（トニー・レオン）。「金持ちでも善悪を決める資格はない」と、確固たる意志や正義を感じさせるセリフとともに、血を流し切羽詰まった表情を見せるラウ（アンディ・ラウ）など。それぞれのキャラクターを象徴するセリフ、渾身の表情が切り取られ、今にも動き出しそうな躍動感のある、マネーゲームを描いた本作に相応しいキャラクターポスタービジュアルが完成した。
『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』は2025年1月24日（金）よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
