【小学生】春休みを楽しもう!勉強も遊びも両立できるおすすめ体験も紹介
「春休みの間、子どもの勉強時間をどう確保すればいいのかな…」
「遊んでばかりで生活リズムが乱れそうで心配」そんな不安を抱えているママパパも多いのではないでしょうか。
春休みは、新学年に向けた準備期間であると同時に、子どもの心の成長を促す大切な時間でもあります。
そんな時期だからこそ、勉強と遊びをバランスよく組み合わせた計画を立てて、充実した春休みを過ごしていきましょう。
小学生の春休みはいつから?
小学生の春休みは、地域や学校によって日程が異なるものの、一般的には3月下旬頃に終業式が行われ、その翌日から新学期が始まる4月上旬までを指します。
子どもにとって、この春休みは新しい学年への切り替えを前向きに進めるための大切な時期といえますね。
勉強と遊びを充実させよう
春休みは勉強と遊びのバランスが大切です。勉強は無理のない量から始めて、徐々に時間を増やしていくのがおすすめです。学校の宿題だけでなく、苦手科目の復習や新学期の予習にも取り組んでみましょう。
遊びの時間は、友達と公園で身体を動かしたり、家族で図書館に行ったりして、さまざまな体験をするのもよいですね。
春休みの期間中は、子ども向けのイベントが開催されています。科学館のワークショップや、美術館の展示など、学びと楽しみを両立できる機会です。
また、おうちでは、お料理やお掃除のお手伝いを通じて、生活習慣を身につけることもいいかもしれません。春休みの過ごし方次第で、スムーズな新学期のスタートがきれるはずです。
春休みの勉強は事前計画を
春休みには事前に今後の学習計画を立ててみましょう。計画を立てることで、勉強と遊びのバランスを取りながら、効率的に学習を進められます。
まず、新学年の教科書のためのスペースを作りましょう。不要になったプリント類を処分したり、本棚を整理したりすることで、自然と新学期への期待感も高まります。1年生なら10分、6年生なら60分など、学年×10分を目安に勉強時間の設定をするとよいでしょう。
カレンダーに家族との旅行や友達との約束などの予定を書き込んだら、次は学習計画です。たとえば、午前中に無理のない程度勉強し、午後は遊びの時間にするなど、時間配分を決めると効果的。遊びの予定を優先して、空いている時間に勉強時間を組み込むのもよいでしょう。春休み中の旅行や行事も考慮し、無理のない計画を立ててみてくださいね。
春休み中に学習内容を全て終わらせる必要はありません。新学期開始直後は授業の本格的な開始まで時間があります。身体測定や係決めなどをしているあいだに、前の学年の復習を進めてみてください。まずは1ページ、1問だけでも構いません。焦らず、お子さんのペースに合わせて学習を進めていきましょう。
前学年の復習と新学期の予習をしておく
春休みは新学年への準備期間として、前学年の復習と新学期の予習に取り組んでみましょう。
総復習ドリルを活用すれば、手軽に復習ができます。また、気になる学習塾や習いごとがあったら、春休みに体験してみてはいかがでしょうか。新生活に向けて、いいスタートがきれるでしょう。
毎日の学習習慣をつけておく
学習習慣を身につけるには、気分よくやりきれる量から始めるのがおすすめです。毎日同じ時間に勉強することで、自然とリズムが作られていきますよ。
学校によっては春休みの宿題もあるので、計画的に進めておきましょう。
家族で楽しむ春休みの過ごし方
春休みなどの長期休暇は、ママパパの負担も増えるので大変ですよね。実は高学年、中学生、高校生になると、子どもは友だちと過ごしたり、部活や塾で忙しくなります。子育て真っ最中の今は大変ですが、子どもと過ごす時期は、限りある大切な時間です。
あっという間に成長していっしょに遊ぶ時間も少なくなっていきます。この時期は、ママパパとのコミュニケーションを深めながら、新しい発見や学びを得られる時間にもしていきましょう。
ここからは、家族で楽しめる春休みの過ごし方を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
地域のイベントや行事参加に参加する
全国各地で開催される桜祭りや春の収穫祭など、季節を感じられる行事が目白押しです。東京では「うえの桜まつり」、大阪では造幣局の「桜の通り抜け」など、行ってみたいイベントがたくさんあります。
また、図書館や児童館でも、工作教室やサイエンス実験など、春休み限定のワークショップを開催していることも。事前にお住まいの地域でのイベントをチェックして、参加してみてはいかがでしょうか。地方自治体の広報紙やWebサイトで紹介されています。
地元の農家が開催する野菜の収穫体験や、伝統工芸の体験教室などもおすすめです。普段の学校生活では経験できない活動にも積極的に挑戦してみましょう。
自然体験を満喫する
春休みは自然と触れ合うにはよい季節です。東京近郊なら高尾山や奥多摩でのハイキングがおすすめ。約2〜3時間の初心者向けコースなら小学生でも無理なく歩けますね。
写真を撮ると植物や昆虫の名前がわかるアプリをつかえば、手軽に自然観察を楽しむこともできます。
全国各地でもハイキングができる場所はあるので、この機会に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
自然体験は子どもの好奇心を刺激するだけでなく、環境への意識も高めてくれます。家族でのキャンプも思い出に残る体験になります。初心者向けのオートキャンプ場なら設備も整っており、手軽に自然を満喫できますよ。
職業体験や工場見学で勉強と遊びを両立する
職業体験や工場見学もおすすめ。勉強と遊びが両立できます。東京都内では、キッザニアが人気の職業体験施設として知られ、医師や消防士などさまざまな仕事を体験できます。
工場見学では、お菓子メーカーのロッテやグリコ、飲料メーカーのキリンビールなどが見学プログラムを実施していることも。
また、神奈川県にあるカップヌードルミュージアムでは、オリジナルのカップ麺作りに挑戦できます。
これらの体験を通じて、子どもたちは仕事の楽しさや大変さを肌で感じ取ることができるはずです。ほかには、JALやANAの航空教室も春休み期間中に開催していたりします。航空教室では、パイロットや客室乗務員の仕事について学べます。
春休み中に楽しめるおすすめのアウトドア
自然と触れ合う体験は、教室では学べない貴重な学びの機会となり、春休みならではの思い出作りにもぴったりです。
近所の公園でのピクニックや凧揚げ、自転車での探検など、春の自然を満喫できるものがたくさんあります。
ここからは、春休み中に楽しめるアウトドアを紹介します。
お花見で春を感じよう
春といえば、お花見。全国各地の桜の名所では、3月下旬から4月上旬にかけて美しい桜が咲き誇ります。上野公園や目黒川、新宿御苑など東京都内だけでも多くの名所があります。子どもといっしょに桜の種類の違いを観察するのも楽しい学びになるでしょう。
春は授業参観や運動会などの行事が多くて、休日も忙しくなりがち。新年度が始まる前の春休みのうちにピクニックシートを広げてお弁当を食べながら、家族で春の訪れを感じてみてはいかがでしょう。
子どもたちといっしょにお弁当を作る時間も、大切な思い出になります。桜の下でのんびり過ごす時間は、忙しい日常を忘れさせてくれる特別なひとときです。
お花見スポットによっては夜桜のライトアップも行われており、昼間とは違った雰囲気を味わえることも。また、桜の花びらを使った押し花作りなど、アクティビティを取り入れるのもおすすめです。
まだ間に合ういちご狩り
いちご狩りシーズンも佳境を迎えます。春休み期間中の3月下旬から4月上旬は、まだ楽しめる時期です。多くの農園では「とちおとめ」や「紅ほっぺ」など、甘みと酸味のバランスが絶妙な品種が食べ放題。
自分で選んで摘んだいちごの味は格別な思い出になるでしょう。事前予約制の農園が多いため、出かける前に必ず確認してみてください。春休み期間中は混雑することもあるので注意しましょう。春休みの素敵な思い出になるでしょう。
勉強も遊びも楽しんで新学期を迎えよう
春休み中の思い出や学びは、新しい環境への自信につながり、子どもたちの心の支えとなります。
春休み期間を利用して、新しい体験や興味の発見につなげられる機会を探すのもいいと思います。まずは家族で話し合いながら春休みの計画を立て、子どもの「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、楽しく有意義な春休みにしていきましょう。