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【全7作】第1位は「おつかれさま」2025年上半期 Netflixオリジナル韓国ドラマ番付け

Danmee

Netflix『おつかれさま』主演IU ©Danmee

VODサービス界の最大手Netflix(ネットフリックス)は、単なる動画配信サービスの枠を超え、韓国ドラマの人気を牽引しているといっても過言ではない。

同社が独自に企画・制作、または他社と共同で制作したオリジナル作品は、斬新でハイクオリティーなものが多く、韓ドラのトレンドを生み出してきた。

Netflixでしか視聴することのできないオリジナル作品目当ててで、ユーザー登録したという人もなかにはいるのではないだろうか。魅力的な作品で世界中の韓ドラファンを楽しませている。

今年は、6月27日公開予定の『イカゲーム3』(Netflix)を除くと、上半期に配信されたオリジナル作品は全7作。いずれも多く人の心を鷲掴みにし、韓国ドラマのグローバル人気を支えた。

では、そのなかでも特に韓ドラファンを魅了したドラマはどれだったのか。気になる累積視聴時間で番付けを紹介する。Netflixの公式ガイドサイト“TUDUM”をベースにリサーチした。

(図)Danmee 「どの回も泣いたり笑ったり」日本ファンが選んだ1月~3月公開 No.1韓国ドラマはこれ!

第1位 おつかれさま (Netflix/2025)

●累積視聴時間:481,600,000時間 (2025年6月17日調べ)

『おつかれさま』は、他の追随を許さない圧倒的な累積視聴時間481,600,000時間を獲得したヒューマンラブストーリー。パク・ボゴム&IU(アイユー)の熱演をはじめ、涙なしには観ることのできない物語が大きな話題を呼んだ。

家族愛や人生の苦難という普遍的なテーマを題材に用いて、観る者の共感と感動を呼び、韓ドラ史に残る名作の1つに仲間入りしたとの呼び声高い。まだ下半期の作品は公開されていないが、2025年を象徴する韓国ドラマといっても過言ではないほど多くの人の心を虜にした。

第2位 トラウマコード (Netflix/2025)

●累積視聴時間:184,500,000時間 (2025年6月17日調べ)

『トラウマコード』は、累積視聴時間184,500,000時間で第2位を獲得したチュ・ジフン主演の医療ドラマ。戦場で経験を積んだ外科専門医が、韓国の大学病院に最高の重症外傷センターを作ろうと苦労奮闘する物語だ。

韓国における医療システムの現実を盛り込んで社会的メッセージを発信しながらも、コミカル要素を散りばめて重くなりがちな内容を比較的ライトな仕上がりに。一刻を争う医療現場での出来事をはじめ、チームワークで患者を救う医師たちの姿も見どころだ。

第3位 弱いヒーロー Class2 (Netflix/2025)

●累積視聴時間:85,800,000時間 (2025年6月17日調べ)

『弱いヒーロー Class2』は、累積視聴時間85,800,000時間で第3位についた学園アクション。2022年に公開された『弱いヒーロー Class1』のシリーズ第2弾で、公開される日を首を長くして待っていた韓ドラファンが多い作品だ。

前作よりも主人公の内面にフォーカスした内容で、人間的成長過程がより色濃く描かれており、新たな仲間や敵が登場によって、シーズン1を上回る強烈な展開で視聴者を魅了。続編の人気が失速してしまう作品もあるが、見事に好成績を収めた。

第4位 呑金/タングム (Netflix/2025)

●累積視聴時間:79,900,000時間 (2025年6月17日調べ)

『呑金/タングム』は、累積視聴時間79,900,000時間で第4位を獲得したロマンス時代劇。幼い頃に失踪した主人公が12年ぶりに戻ってきて始まるイ・ジェウク主演作だ。

記憶喪失や身分差、権力争い、対立から始まる恋など、韓ドラの鉄板要素を随所に盛り込みながら、謎とミステリー要素で視聴者の好奇心を刺激する作品。キレのよいアクションと切ないロマンス演技を披露したイ・ジェウクはもちろん、劇の完成度をさらにアップさせたと大絶賛されたキム・ジェウクの熱演も作品の成功に大きく寄与した。

第5位 悪縁 (Netflix/2025)

●累積視聴時間:54,200,000時間 (2025年6月17日調べ)

『悪縁』は、累積視聴時間54,200,000時間で5位に。事故に巻き込まれた6人の人生が破局に向かう過程を描いて、予測不可能な展開が視聴者を楽しませた犯罪スリラーだ。

パク・ヘスをはじめシン・ミナ、イ・グァンス、キム・ソンギュン、イ・ヒジュン、コン・スンヨンなど、演技力に定評のある役者陣が勢揃いした面白くならないわけがない作品。それぞれ異なる欲望と傷を持ったキャラクターを説得力たっぷりに描き出し、人間の本音に迫る物語を最大限に盛り上げた。

第6位 恋するムービー (Netflix/2025)

●累積視聴時間:46,800,000時間 (2025年6月17日調べ)

『恋するムービー』は、累積視聴時間46,800,000時間で6位についたパク・ボヨン&チェ・ウシク主演の青春ロマンス。互いに想いを寄せながらも、ある理由によって離れることのなった男女が再会して再び恋が始まる物語だ。

単なる“再会メロ”ではなく、主人公の家族にまつわる心の傷も同時に扱っている点が魅力。また、若者ならではの葛藤や悩みなども盛り込みながら、リアルな恋愛模様が視聴者の共感を呼んだ作品だ。もちろん主演2人の抜群のケミストリーも、大きな見どころの1つとなっている。

第7位 広場 (Netflix/2025)

●累積視聴時間:24,700,000時間 (2025年6月17日調べ)

『広場』は、6月6日に一挙公開されたばかりの復讐系犯罪アクション。累積視聴時間は、24,700,000時間で現在第7位だが、今後さらに成績を更新する可能性を秘めたソ・ジソブ主演作だ。

弟の死にまつわる真実を探る兄の冷徹な復讐劇と、犯罪組織内における権力の暗闘が描かれたハードボイルドな1作。映画を観ているかのような強烈なバイオレンスシーンに加え、爽快感抜群なリベンジに釘付けになる人が続出した。ソ・ジソブをはじめ、ホ・ジュノやチュ・ヨンウ、チャ・スンウォン、イ・ジュニョク、コンミョンなど錚々たる役者陣の演技バトルも見逃せない。

(ライター/西谷瀬里)

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