三ツ沢のチアチーム 全国大会で奨励賞
保土ケ谷区と神奈川区の小中学生が所属し、両区を拠点に練習する「三ツ沢チアリーディングクラブLIPS」が、9月1日まで行われたJAPANCUP2024チアリーディング日本選手権大会の特別出場エキシビションジュニアスター部門で奨励賞を受賞した。
同大会は各地区予選を突破した全国のチアリーディング活動団体が参加する。同部門は20人程度による2分間の自由演技。「コール」と呼ばれる、曲を流さず選手の声だけで演技するパートを演目に含むなどの規定があり、主催者から出場が認められた全国31チームが参加した。
小学1年生から中学生までのメンバーを取りまとめるキャプテンの太谷碧希さん(松本中2年)は「みんな頑張っていたので賞を取ることができてめっちゃうれしい」と声を弾ませる。
本番2週間前に参加した県大会では、複数人で組体操のように人を乗せたり飛ばしたりするスタンツのパフォーマンスがうまくいかなかった。その後の合宿ではその部分を丸一日かけて修正。本番ではミスのない演技で、チームとしては初めてスタンツのある部門での入賞を果たした。
チームの強みは多彩な表情での演技。太谷さんは「楽しく演技していると自然に笑顔が出てくる。時には曲を歌いながら表情を変えている」と話し、工夫を凝らす。
次の目標は来年2月に開かれる全日本クラブチーム選手権のこども大会での好成績。太谷さんは「ジャパンカップよりも難易度を上げて、レベルアップした演技をみせたい」と誓った。