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渡辺謙「パンサー向井のファンになった!」

TBSラジオ

『パンサー向井の#ふらっと』はTBSラジオで月曜~木曜の朝8時30分から放送中。3日27日(水)はゲストに俳優の渡辺謙さんをお迎えしました。

今年のアカデミー賞の話から、ハリウッドでの映画作り、俳優人生、バラエティを見る理由まで、向井慧が渡辺謙さんにたっぷりとインタビューします。そして、渡辺謙さんが出演し、エグゼクティブ・プロデューサーも勤めたWOWOWとハリウッド共同制作オリジナルドラマ『TOKYO VICE シーズン2』(4月6日から放送・配信)の見どころもお伺いしました。収録後、渡辺謙さんが「向井君のファンになった!次のバラエティを見る目が変わりました(笑)」と話してくださるほど、聴きどころ満載でした!

『池袋ウエストゲートパーク』出演は挑戦だった。

向井:『池袋ウエストゲートパーク』は謙さんにとっても今までやった事とは違う挑戦って感じだったんですか?
渡辺:違うどころじゃないですよ。もうなんか3枚ぐらい皮を剥がされちゃったみたいな。
向井:それを決めたのは面白そうだな、っていうことなんですか?
渡辺:30代をを経て。30代で病気したりとかもあったんで、やれることが限られてたんですよね。自分の思考も、世の中の僕に対しての見方も変えていかないと駄目だなっていう思いがあって、で、いろんなものにチャレンジしようっていうタイミングだったんですよ。それにしてはかなりでかいチャレンジだけど。
向井:ちょっとコミカルだし、内容も。
渡辺:ちょっとっていうか、めちゃくちゃコミカルですよ。コミカルだし、ふざけてるし。でもやっぱり宮藤(官九郎)くんの脚本。今もね?
向井:はい。『不適切にもほどがある。』
渡辺:もありますけど、その中にあるアイロニーっていうか、切なさとか、人生の核みたいなもの。そういうものが、あの頃からずっと見え隠れしてるって感じがして面白かったですよね。

『有吉の壁』は毎週録画!渡辺謙さんの推し芸人は?

向井:ブース来て入っていただいたときに僕のことなんか知らないだろうな、と思いながら「今日やるぞ!」って思ってたんですけど、まさか『有吉の壁』とかも見ていただいていて。
渡辺:必ず録画には入ってますから。バラエティはお好きなんですか。結構ね、観ますよ。
向井:そうですか!
渡辺:最近、コントの人とか間がすごい良いのよね。
向井:はー!お芝居の?
渡辺:うん。僕はとてもコメディが好きなので、そういう間とか、別に勉強してるわけじゃないんだけど楽しい、見ていて。
向井:これ多分名前出されたらめちゃめちゃ嬉しいと思うんですけど、例えば謙さんが見て「面白いコントやってるな」って思う芸人って?
渡辺:やっぱりシソンヌとか。
向井:うわー!
渡辺:チョコプラとか。
向井:うわー!
渡辺:その辺は結構やっぱり”ついてる”よね。
向井:ついてる?
渡辺:いろんな笑いのツボみたいなやつを突いていて、面白いっすよ。
向井:僕はもう完全に同期なんですね、吉本入った時のシソンヌもチョコプラも。謙さんの口から面白いコント師でその2組が出るってめちゃくちゃ嬉しいです。
渡辺:おたくはやっぱり菅くんが面白いよね!
向井:うわー!本当ですか!菅さん!・・・尾形さんではないですか?
渡辺:まあ・・・ちょっとねえ。
向井:(笑)
渡辺:ブーって感じだよね、どうしてもね(笑)

渡辺謙が凄いと思う俳優はブラッドリー・クーパー

向井:謙さんから見て「こいつ、なかなかいいね」って思う俳優さんとかっていらっしゃるんですか?
渡辺:どうだろう。あんまりそうやって上から見たことないんで。でもやっぱりブラッドリー・クーパーはすごいよね。
向井:ブラッドリー・クーパー!
渡辺:やっぱり自分で本書いて撮って『マエストロ』っていうね。あれもすごいな、と。
向井:『アリー』とかもブラッドリー・クーパーですよね。実際にご一緒にっていうことは?
渡辺:いや会った事はないですね。彼がワーッと出てきたとき僕は割と日本にいたんで。
向井:謙さんがご自身で書いてとかっていうのは?
渡辺:いやあ、才能ないね。
向井:それはまた別の才能ですか?
渡辺:別だと思うね。もうちょっと俯瞰で物を見れないと、脚本書いたり、監督したり、ってのはできないと思う。もちろん向こうってすごいシステマティックだから出てても、すごい撮影監督がいたり、サポートしてくれるスタッフがたくさんいるので、出来ることは出来るんですけど、最終的にもうちょっと俯瞰で物を見れないと作品作りってできないかもしれないね。

今回もお聴きいただきありがとうございました。次回の放送もお楽しみに!

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