トップでシャフトクロスになるのは厳禁!フェアウェイウッドをフラットに上げるときに注意したいこととは!?【筋力&体力が低下しても250ヤード以上飛ばせる飛距離UP術/杉村良一】
コツさえつかめば誰でも打てるようになる!フェアウェイウッド
FWも練習すれば上手くなる
フェアウェイウッド(FW)が打てない。そういう悩みもよく聞きます。ドライバーショットが、毎回ナイスショットになるとは限らないアベレージゴルファーにとって、また、ドライバーで多くの飛距離を稼ぐことができないシニアゴルファーにとって、FWは大事なクラブ。きちんと打てないと、なかなかスコアは伸びません。FWもコツさえつかめば、誰でも打てるようになります。苦手な人には“食わず嫌い”の人も多いようなので、嫌がらずに練習をしてみてください。当たればスコアメイクが楽になりますよ。
ゴルファーの中には、FWを見ただけでダフるイメージが頭をよぎる人がいるとか。まずはどういうミスが出やすいのかを整理してみよう。
【解決方法】フラットに上げてトップでクラブを立てない
トップでクラブを寝かせる
フラットに上げるときに注意したいのは、トップでクラブを立てないこと。トップで立つと、立った状態でクラブが下りるので、ダフる確率が高くなるからです。そのために、ハーフウェイバックあたりから左手の甲を上に向けてクラブを上げ、トップでは左手首が掌屈するようにしましょう。そうすれば、ダウンでもフラットの軌道で下りて来て、緩やかな軌道でボールを捉えられます。
トップで左手の掌屈を意識
クラブが長いので構え自体がフラットに。ここからシャフトプレーンに沿って上げていく。
トップではクラブを寝かせよう
左手が背屈(甲側に折れる)しないように意識しながら、トップまでクラブを上げる。
【OK】左手首を掌屈させて、クラブを寝かせるようにする
【NG】左手首が背屈だとクラブが立つ。これがダフリの原因
【NG】様々なミスが出るシャフトクロス
トップでシャフトクロスになるのは厳禁。こうなるとクラブが下から入り、ダフリ、振り遅れ、スライス、引っかけなど様々なミスが生まれる。
【出典】『筋力&体力が低下しても250ヤード以上飛ばせる飛距離UP術』 著:杉村良一