~郷土日本画家の魅力~親子向けイベントも! 丹波市立植野記念美術館で「郷土の日本画家 中尾英武展」開催 丹波市
丹波市にある『植野記念美術館』で6月8日より展覧会「郷土の日本画家 中尾英武展」が開催されます。会期は7月15日まで、ひょうごプレミアム芸術デー(7月9日~15日)の期間中は、観覧料が無料となります。
丹波市出身の中尾英武は、大画面の人物画を得意とした日本画家。展覧会では初期の力強い作品から晩年の上品で儚い作品まで、およそ46点が展示されます。また、中尾の父・山本茂斗萠の作品やスケッチブックおよそ38点も展示され、父子の画風の共通点やそれぞれの個性が楽しめるそうです。
会期中には親子を対象としたさまざまな「“うえび”イベント」も行われます。7月7日開催の「うえびひよこつあー」では、0~6歳の未就学児の親子を対象に、スタッフに美術館体験をサポートしてもらえます。同日には、小中学生以下の子どもを対象に木のおもちゃや絵本を通して美術館がどんなところなのか楽しく教える「きて・みて・あそんで!うえびでピクニック」も開催。
7月14日に行われる「大人も子どもも!うえびワークショップ・フェア」では、丹波市ゆかりの作家による染色、木工、版画などのワークショップ体験ができます。イベントの問い合わせや予約は植野記念美術館までお電話ください。
<記者のひとこと>
誰でも気軽に絵画に触れることができる工夫がたっぷり詰まった展覧会。これから梅雨の時期に入りますが、美術館なら雨の日でも楽しめますね。うえびイベントでは小さな子どもがアートに触れるきっかけになることでしょう。
会期
6月8日(土)~7月15日(月・祝)
場所
植野記念美術館
(丹波市氷上町西中615-4)
観覧料
一般 310円(260円)、大学・高校生 210円(150円)、小・中学生 100円(50円)
※( )内は20名以上の団体割引料金、ココロンカード利用可、小学生未満は無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳または障害者手帳アプリ等の提示で本人を含む2名まで半額
開館時間
10:00~17:00(最終入館 16:30)
休館日
月曜日(7月15日は開館)
TEL
0795-82-5945