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ホンダからドゥカティ、そしてチャンピオンへ! 2025年タイトル獲得に向け、マルクマルケスが輝きを取り戻す![後半] 〈MotoGP〉

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ホンダからドゥカティ、そしてチャンピオンへ! 2025年タイトル獲得に向け、マルクマルケスが輝きを取り戻す![後半] 〈MotoGP〉

2025年のチャンピオンを大胆予想! ドゥカティワークスのマルク・マルケスが復活する!

MotoGPデビューイヤーから7年で6度の世界チャンピオン獲得と、順調に伝説を築いてきたマルク・マルケスであったが、2020年、運命を変える事故が起きる。第2戦のスペインGPでの決勝レースでクラッシュを喫し、右上腕骨を骨折。手術の後、第3戦で強行復帰を目指しフリー走行に出走するものの、予選以降は欠場となった上に、その無理が祟り骨折箇所に埋め込んだチタン製プレートが破損。再手術を余儀なくされる事態となる。さらに骨折箇所が偽関節症を起こしてしまったため、12月には3度目の手術を受ける。結局レース復帰することなく、シーズンを終えることとなった。

そしてここから2023年までのシーズン、マルク・マルケスの右腕は万全な状態に戻ることなく、欠場や不本意なレースが続くことになる。必然的にホンダのバイク開発は暗唱に乗り上げ、マシンの戦闘力が低下。マルク・マルケスのライディングによって開発を進めてきたホンダは、マルク・マルケスの停滞を反映し、勝てないメーカーへと変貌を遂げることになる。ケガの癒えたマルク・マルケスであったが、マシンのポテンシャルが低くて勝てない日々が続く。

マルク・マルケスのケガが元の状態に戻ることはないのか? 治りきってないからマルケスは勝てないのか? マルケスだけでなくホンダのライダーが勝てないのは、マシンのポテンシャルが低いのか? さまざまな推測がなされたが、そのどれもが「マルク・マルケス時代の終焉」を予感させる内容であった。

2020年チャンピオンはスズキのジョアン・ミル、2021年はヤマハのファビオ・クアルタラロがチャンピオンを獲得。2022年、2023年はドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤが連覇をするなど、ホンダは他のメーカーに遅れを取り、完全に低迷期に入ってしまった。

しかし、ここで予想外の激震ニュースがMotoGP界に走る。「マルク・マルケス、ドゥカティに移籍」の知らせ! MotoGPデビューからずっと蜜月の関係であったマルク・マルケスとホンダが、まだ契約期間が残っているにも関わらず関係を解消することになるとは! そしてライバルメーカーであるドゥカティへの移籍! しかもドゥカティのワークスチームではないグレシーニ・レーシングへの移籍となり、マルケスの乗るマシンは1年型落ちとなることが判明。ここまでMotoGP界をけん引してきたマルク・マルケスが、ホンダの全面サポートを捨て、ライバルに後れを取るサポート体制のチームを選ぶとは! 多額の契約金よりも、勝てるバイクを優先したマルク・マルケスに驚きが集まった。そして皆が期待することになる。「あのマルク・マルケスがドゥカティに乗る!」

そして2024年シーズンが開幕する。ドゥカティとはいえマシンは型落ちの2023年版のマルク・マルケスは、どこまで上位に食い込めるのか、期待と興味を集めるシーズンとなる。ドゥカティワークスのフランチェスコ・バニャイヤと、同じくドゥカティで最新マシンを操るホルヘ・マルティンがタイトル争いを展開するなか、なんとマルク・マルケスはシーズン3勝、392ポイントを獲得し、年間ランキング3位となる。その走りが認められ、シーズン途中に「来季はドゥカティワークスチームへ加入」が発表される。

遂に2025年、ドゥカティのマルク・マルケスとして最新機に乗り、フルシーズンを戦うことになる。マシンの戦闘力や、過去の戦いぶりを見ると今シーズン、チャンピオンシップ争いをけん引するのは、ドゥカティのチームメイト同士であるフランチェスコ・バニャイヤとマルク・マルケスになるだろうと予測される。現在31歳となるマルク・マルケスはケガを経て、ブランクを経験し、すべてを乗り越えて、かつての輝きを取り戻そうとしている。間違いなく、エキサイティングなシーズンとなるMotoGPから目が離せない。

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