清水エスパルスのMF松崎快、古巣の浦和レッズ戦で訪れた“あの決定機”を振り返る「角度的にパスが正解だと思ったが…」
清水エスパルスのMF松崎快選手は古巣の浦和レッズ戦に後半から出場しました。試合終了間際に決定機を迎えましたが、得点には結びつかず。「まだまだ未熟」と逸機に悔しさをにじませました。
MF松崎快「ほんとに素直に未熟です」
ー試合を振り返って。
未熟でした。最後やっぱり決めきれないといけない。まだまだだなと思った。ほんとに率直に未熟です。
ー終了間際のチャンスは中に合わせようとした?
ワンタッチ目を内側に止めてたら左で打ってもいいかなと思った。角度的にパスを出す選択肢が正解だと思ってやったが、パスも繋がってない。
多分シュートを打って外したとしたら結局パス出せばよかったって思う。点に繋がること以外は全て不正解なのかなという感じです。
ーその場面で対峙した相手GKの西川周作選手はどう見えたか。
しっかり止まられてた。多分どこにシュートを打っても対応できる状況で、しっかり流し込まないと触られた。ただ、それはもう結果論で、ほんとに決めなきゃいけないシーンだったと思う。
ー後半からの出場で意識したことは。
0−1だったので、まず点を取らなければいけない。僕を含めて少し急いでしまうシーンが多かったのかなっていう印象。本来ならもっとゆっくり押し込みたいが、ちょっと縦に縦に急いでロストってところが僕も多かった。そこはもっとしっかりコントロールしながら、45分しっかり使って2点取りに行かなきゃいけなかった。
ーリードされると厳しい展開は想定していた。
相手はサイドハーフも下りて5枚とか6枚という守備をセットしてきて、そうなる前に1点欲しかった。そうなってしまうとどのチームでも崩すのは難しい。うちが勝つなら最初から飛ばして相手を飲み込んでというプラン。後半プレッシングはいけたが、相手は1−0で勝ってたので、簡単に捨ててオッケーみたいなところもあった。最初から飲み込んで1ー0、2ー0と相手を離した状態でゲームをコントロールしていくっていう方がいいんじゃないかなと思う。
ー久々の埼玉スタジアムでのプレーになった。
やっぱり雰囲気は間違いなく1番すごい。その中でもうちが飲み込まなきゃいけなかった。迫力不足というか、そういうものはちょっと今日露呈してしまった。(浦和の)スコルジャ監督のつくるチームは守りが固い。早めにスコアを付けられたってところがもったいなかった。