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クリスマスシーズンのおもてなしにぴったり! 上田淳子さんの「ローストポーク」レシピ

NHK出版デジタルマガジン

クリスマスシーズンのおもてなしにぴったり! 上田淳子さんの「ローストポーク」レシピ

『きょうの料理ビギナーズ』12月号から、料理研究家・上田淳子さんの絶品ローストポークレシピを紹介します。使うのは身近な食材だけ。メインと付け合わせの野菜が同時に完成するのもうれしいポイントです。

ローストポーク

塊肉と丸ごと野菜は、「手」と「目」が離せるオーブン焼きで。

作り方

材料(3~4人分)

豚肩ロース肉(塊) 500g
じゃがいも (小/1コ約100g)3~4コ
たまねぎ (小/1コ約100g)3~4コ
粒マスタード 適量
◎塩/こしょう/油

材料Memo:じゃがいもとたまねぎは、皮付きのまま焼くのでよく洗う。大きいものしかなければ、半分に切って使う。

1 塩豚をつくる。豚肉は塩小さじ1を全体にすり込んでポリ袋に入れ、冷蔵庫に1~4日間おく。焼く15分間ほど前に冷蔵庫から出し、ペーパータオルで表面の水けを拭いて、こしょう少々をふる。

2 オーブンを200℃(ガスオーブンの場合は170~180℃)に温め始める。フライパンに油小さじ1を強めの中火で十分に熱し、塩豚を焼く。1~2分間触らずに焼き目をつけて向きを変え、すべての面が焼けたらオーブン用の紙を敷いた天板にのせる。肉の両端の小さい面も忘れずに焼くこと。

3 じゃがいも、たまねぎは1コずつアルミ箔でふんわりと包み、肉の周囲に間隔をあけて置く。

4 200℃のオーブンで40~50分間焼く。肉に金串(またはフォーク)を刺し、触ってみて温まっていれば焼き上がり。取り出してアルミ箔で包み、15分間ほどおいて肉汁を落ち着かせる。刺した串が冷たい場合は、さらに5~10分間焼く。すぐに切ると肉汁が流れてしまうので、アルミ箔で包んでしばらくおく。

5 野菜はアルミ箔の上から金串がスッと通れば焼き上がり。アルミ箔を開き、塩・こしょう各少々をふる。切った野菜を使う場合は、肉より早く焼けるので、途中で様子を見て。

6 肉を食べやすく切って器に盛り、野菜と粒マスタードを添える。

[1人分380kcal 調理時間1時間(塩豚をつくる時間、肉汁を落ち着かせる時間は除く)]

『きょうの料理ビギナーズ』12月号の特集は、「信頼レシピで ごちそうのきほん」。ローストビーフやステーキ、カルパッチョなど、特別な日に挑戦したいレシピの数々を、料理研究家の上田淳子さん、みないきぬこさんが丁寧に解説します。
また、メインの前にササっと出せる前菜やおつまみレシピ集も紹介。クリスマスや年末年始の集まりに、ぜひお役立てください!

教えてくれた人

上田淳子(うえだ・じゅんこ)
料理研究家。スイスやフランスのレストランやベーカリー、シャルキュトリー(ハム・ソーセージ専門店)などで修業の経験があり、ワインに関する知識も豊富。都内のスタジオで料理教室や料理イベントを主宰し、料理をつくること、食べることの楽しさを伝えている。

■NHK『きょうの料理ビギナーズ』2023年12月号より
■撮影・木村 拓(東京料理写真)/スタイリング・肱岡香子/取材&文・奈良結子

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