9月13イニング無失点の巨人・戸郷翔征がDeNA強力打線に立ち向かう、ともに譲れない一戦に注目!
11勝7敗、防御率2.07の戸郷翔征
前夜は延長12回引き分けでマジック9が点灯した巨人は、19日のDeNA戦(東京ドーム)に戸郷翔征が先発する。今季は24試合に登板して11勝7敗、防御率2.07。2022年から3年連続2桁勝利をクリアしている。
DeNA戦は3試合で勝ち星なしの1敗、防御率2.25だが、3試合ともクオリティスタート(QS=6回以上自責点3以内)を記録しており、相性は悪くない。
9月に入ってから2連勝で13回連続無失点を継続中。リーグトップのチーム打率を誇るDeNAの強力打線との対決は見ものだ。
ペナントレースも残りわずかとなり、4年ぶりのV奪回まであと少し。エースの存在を誇示するような快投が期待される。
6勝6敗、防御率2.88のケイ
一方、DeNAはアンソニー・ケイが先発。来日1年目の今季は21試合登板で6勝6敗、防御率2.88。開幕からローテーションを守り、まずまずの投球を続けている。
巨人戦は6試合で1勝3敗、防御率3.00。勝ち星には恵まれていないものの、4試合でQSを記録しており、苦手意識はないだろう。
左腕から投げ込むストレートは平均151.4キロ。カットボールやチェンジアップ、スライダーなど変化球も織り交ぜながら巨人の打者陣に的を絞らせずに抑えたい。
クライマックスシリーズ進出に向け、負けられない一戦。相手先発が戸郷で打線の大量援護は期待できないため、まずはケイが試合を作ることが重要だ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
ヤクルト・吉村貢司郎-広島・床田寛樹(神宮)
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記事:SPAIA編集部