「なんでエジプトなの?」小池都政との就労協力にカンニング竹山が言いたい放題!
野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時) 9月15日の放送は、お笑い芸人のカンニング竹山が、小池百合子東京都知事についてトークを繰り広げた。
竹山「今話題の伊東市の田久保市長の件がありますよね」
邦丸「田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑ね」
竹山「そうです。市議会を解散して市民に信を問いたいという決断をしたんですけども、これも賛否いろいろあると思いますよ。「はじめに言っちゃえばよかったのに」とかなんか、いろいろ言う人もいます。で、そんな中ですね、もう一人いますよね、疑惑の人。学歴といえば」
邦丸「東京都の知事を務めていらっしゃる…エジプトの…」
竹山「(笑)エジプトのどうたらって、確かそんなのがあったと思うんですけど。伊東市の田久保さんもそうで、東京都知事の小池さんもそうなんだけど、一般論で考えると、もう全部記者会見で「何を言ってんですか、違いますよ」と言えば済む話じゃないですか。でも、それを両方あんまりしてないわけですよね。だから疑惑と言われる。
まず、普通に考えて「なんで正々堂々とやらないんだ」と、「本当のことを喋ったらそれでしまいじゃないの?」っていうのがあるんですよ。それをずっと思ってるんだけど、やっぱり東京都の方もそれをずっとやらない。なかったことのように振る舞ってるけど、なかったことになってない。で、今、インターネット上では反対派の人たちがいろいろなモーションを起こしていまして、東京都庁ではデモが起こったりとかしてるんですね」
邦丸「へええ」
竹山「その要因の一つが9月10日の新聞に出ていたんですけど、このニュースは、皆さん、なかなか知らないと思うんです。東京都がエジプトと日本での就労協力の合意書を結んでるんですよ。で、小池都知事は難民受け入れ否定、ということをしてるんです。要は何かというと、東京都はエジプトの経済界との間で、エジプト人労働者と日本での雇用に関する合意書を結んだと。エジプト人労働者の就労で協力することが明記されており、事実上の移民受け入れではないかという指摘もあると。で、これを知った都民の人とか、さまざまな考えを持ってる人が、東京都庁の前でデモをしたりとか色々やってるんですね。
合意書の第1条では「本合意書の目的は、日本、特に東京都における、雇用に必要なスキル及び基準や、エジプト人労働者の就労に関し、両当事者間で交流・協力する枠組みを確立することである。」と載っています。第2条は都の役割として「エジプト人労働者が日本での仕事を確保するための情報を提供する」と書いてあるわけですよ。で、ちょっと前に同じようなのがあって、皆さんがちょっと勘違いしてたJICAの問題とかがありました」
邦丸「ホームタウン問題ですよね」
竹山「そうです。それで、東京都は産業労働局雇用就業部のホームページにQ&Aを掲載していて、「エジプトの労働者を都へ積極的に誘導するものではなく、移民の受け入れを促進するものでもありません。加えて、今回の合意により特別な査証(ビザ)が発給されることもありません。」としているんです。小池都知事も記者会見で、「エジプトにおいて実施される日本での雇用に必要なスキル・基準の研修などについて、都として助言、情報提供を行うことを目的に締結した」と言っているんですよ。だから要は、移民受け入れのためじゃないよと言うことです。全体的に言うとね。
「ただ」。「ただ」ですよ、邦丸さん。なんで国じゃない東京都が、なんでエジプト国家と、今こういうことを結ばなきゃいけないのか。あと、なぜエジプトなんだと。だって、あんた、エジプトの大学行って、あんたが大臣の時からエジプトとなんだかんだしてるんじゃないのと。それでエジプトとなんだかんだあって、卒業証書もらってんじゃないの、向こうの政府にと言うことが疑惑になってるわけでしょう。それでずっと言われてるでしょ。で、説明もないまま。で、卒業証書をワッて見せたけど、「いやそれ偽物だ」って人が出てきて。で、裁判になってエジプト関連ではすごく疑惑を持たれたままずっと来てんのに、今なんで東京都が、一つの行政の一つの自治体が、国家とこれを結んでるんじゃい、と。あんた、内閣の大臣でもないよねと。もっと怪しくないですか、と思うわけですよ。
なんでエジプトなの?って。ヨーロッパ全体とか、アジア全体とかならわかるけど、なぜエジプト? いや、あんたエジプト行ってたからエジプト好きなのは分かるよ。でも、あんた今それやんないほうがいいんじゃないの? 余計に疑われちゃうんじゃないの?っていう。だから、都民はデモをするわけですよね。怪しくねぇかっていう、僕みたいな考えを持つのが普通だと思うんですよ」
このあと、竹山の言いたい放題はさらにヒートアップ!