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ディナーは奄美大島産の食材やジビエ料理が魅力的 阪急武庫之荘駅近くのビストロ『さかえ亭』で「猪のハンバーグステーキ」を食べてきました 尼崎市

Kiss

阪急武庫之荘駅近くに、奄美大島出身のオーナーが作る現地の食材を使った料理やジビエ料理が楽しめるカジュアルビストロを見つけたので、早速ディナーをいただきに行ってきました。

「さかえ亭」(尼崎市)は、駅の南口から徒歩で約7分の所にあり、2021年にオープンした地元の方々に人気のお店です。

店内は、おしゃれな木目調の壁が印象的で、落ち着いて食事を楽しめる空間となっています。ランチは、老舗製麺所である淡路麺業から仕入れた"生パスタ”を使用したセットを提供されており、お客さんにも好評だそうです。

元々、オーナーは製菓の専門学校へ通っていたのですが、その当時働いていたバイト先のイタリア料理店で食べた「カルボナーラ」の美味しさに感動し、今のジャンルの料理の道へ歩むことを決意されました。

夜は、奄美大島産の食材や鴨や子羊、猪などのジビエ料理などのアラカルトを提供されています。今回筆者は、「奄美大島産そでいかのカルパッチョ」と「猪のハンバーグステーキ」の2品を注文しました。鴨や子羊の料理は食べたことがあったのですが、猪は初めてなのでどんな料理か胸が高鳴ります。

「奄美大島産そでいかのカルパッチョ」1000円(税込)

「奄美大島産そでいかのカルパッチョ」は、色鮮やかなパプリカやにんじん、紫玉ねぎなどが上にのった美しい前菜。"そでいか”とは、一般的に「アカイカ」と呼ばれ、主に沖縄が産地で、ほとんど市場には流通しないものだそうです。

食べてみるとねっとりとした食感で柔らかく、噛めば噛むほどうま味が口の中で広がります。上にのったシャキシャキの野菜と食べると食感の違いも楽しめます。ピリリとしたわさびマヨネーズがよく効いて、ワインなどのお酒と合わせたくなる味です。

「猪のハンバーグステーキ」2100円(税込)

メインの「猪のハンバーグステーキ」は、運ばれてきた瞬間香辛料の良い香りが漂い、食欲が掻き立てられます。猪と言えば、ボタン鍋のイメージしかなく少しクセのある食材というイメージを持っていましたが、こちらのハンバーグはその概念を覆してくれました。

ナイフで切ってみると、ジューシーな肉汁があふれ出します。粗目のミンチ肉を使用しているので、肉々しさを感じられ、臭みなどは一切なく本当に食べやすい一品。これならジビエ料理は少し抵抗があるという方や、お子さんでもパクパク食べられます。

同店のコンセプトは、「ワインに合う料理を提供すること」で、イタリア、フランス、スペイン、オーガニックワインなど多種多様なものを用意されています。普段ジビエを口にしたことがない方でも、一度同店でしか味わえない料理に出会いに訪れてみてください。


店舗
さかえ亭
(尼崎市南武庫之荘2-17-20)

営業時間
11:30~15:00(L.O.14:30)
18:00~22:30(L.O.22:00)

定休日
木曜日

TEL
06-6435-9051

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