【倉敷市】雛列車出発式セレモニー(2025年2月22日開催)~ 水島臨海鉄道の車内でもお雛様を味わえる!みずしまで雛まつりを堪能しよう
倉敷市水島地域では2025年2月22日から3月9日にかけて、第22回みずしま雛めぐりが開催され、水島地域全体がお雛様仕様になっています。
みずしま雛めぐりに合わせて同期間、水島臨海鉄道は地元の園児たちによる手作りのお雛様が展示された雛列車を、1日往復4便運行しています。
子ども達が一生懸命手作りしたお雛様たちが出迎えてくれる雛列車の出発式、そして周辺にある三か所のお雛様を見てきました。
雛列車とは
今年(2025年)で第22回目を迎える、みずしま雛めぐり。
イベントの一環として、第五福田認定こども園の園児たち手作りのお雛様が飾られた水島臨海鉄道の車両が運行されます。
雛列車はもともと、地元を盛り上げようとみずしま雛めぐり主催の「水島おかみさん会」と水島臨海鉄道がタッグを組んで、2012年に始まった企画です。
電車で移動中もお雛様を楽しめるようにと開催されています。
雛列車出発式セレモニー
2025年2月22日(土)の午前11時7分、水島臨海鉄道の水島駅発の雛列車の運行前に、雛列車出発式セレモニーが開催されました。
セレモニーでは、水島駅の入口で水島小学校水奏クラブによる演奏と第五福田認定こども園の園児たちによる鼓隊演奏がありました。
水島小学校の水奏クラブですが、人数が少ないながらもみんなでこの日の演奏のために一生懸命練習し、本番に臨んだそう。
子ども達のサポートとして、大人のかたも数名一緒に演奏をしていました。
大勢の前での演奏だったため緊張したとは思いますが、頑張って演奏していたのが伝わります。
実はこの日、演奏が始まる直前まで吹雪いており、非常に寒い日でしたが、気づいたら晴れになっていました。子ども達の演奏パワーでしょうか。
演奏したあとは、第五福田認定こども園の園児たちによる鼓隊演奏がありました。
園児一人一人が太鼓を持ち演奏していましたが、驚いたことにみんな同じように演奏するのではなく、数人単位でパートを分け、掛け合いのような演奏をしていました。
指揮する先生をしっかりと見て演奏している姿は、愛らしい面もありますが、今日までどれだけ練習したのだろうと思うと、「頑張って!」と応援したくなる気持ちになります。
子ども達の演奏が終わった後は、2階の駅ホームへ。
電車の発車時間まで再度、子ども達の演奏によるファンファーレと歌で場を盛り上げます。
電車出発時間の直前でくす玉を割り、「出発進行!」の合図で動き出した雛列車をみなさんでお見送りをしました。
お雛様が飾られた車両は、雛まつり期間中は毎日往復4便運行されます。
水島臨海鉄道に乗って見に行こう!1:水島児童館
水島地域のなかでも駅から歩いて行ける距離で、お雛様が飾られている施設を三か所紹介します。
一つ目は栄駅近くにある水島児童館です。水島児童館では、聖和保育園の園児たちの手作り雛とお雛様七段飾りが展示されています。
手作り雛は、机に置いて飾るお雛様もありましたが、壁にかけて飾るお雛様もありました。
机や壁いっぱいにお雛様が飾られており、とても華やかな空間です。
水島臨海鉄道に乗って見に行こう!2:水島公民館
二つ目は水島公民館です。先ほど紹介した水島児童館の隣にあります。
水島公民館では、第四福田幼稚園の園児による手作り雛とお雛様七段飾り、公民館グループによる手作りの作品が展示されています。
第四福田幼稚園の園児たち手作りのお雛様は、一つ一つが少しずつ違う飾りつけになっているのが特徴でした。
園児たちだけではなく、先生たちの工夫も伝わってきますね。
倉敷の特産品である畳縁(たたみべり)とデニムで製作されたお雛様も飾ってありました。
こちらは、水島公民館で開催された講座を受講されたかたが製作した作品なのだそう。
水島臨海鉄道に乗って見に行こう!3:倉敷市環境交流スクエア水島愛あいサロン
三つ目は、水島駅前にある、倉敷市環境交流スクエア水島愛あいサロンです。
ここでは小ざくら保育園の園児手作りのお雛様とお雛様七段飾りが展示されています。
お雛様七段飾りは4台展示されています。
その反対側には、園児たちによるたくさんの手作り雛がお出迎え。
こちらのお雛様も、園児たちが一生懸命作っているようすが浮かんできますね。
おわりに
みずしま雛めぐりは、地元の子ども達が手作りしたお雛様がたくさん展示されているのが特徴です。
華やかで豪華なお雛様も良いですが、地元の子ども達の手作り雛で雛人形を楽しむのも楽しいですね。見ていてほっこりします。
みずしま雛めぐりはスタンプラリーも開催されています。もちろん今回紹介した三つの施設もスタンプラリーの対象です。
ぜひ水島臨海鉄道に乗って水島に行き、子ども達手作りの雛人形を楽しんではいかがでしょうか。