【熊本市中央区】年に一度の初春展!カフェギャラリー不言亭でめでたいものに囲まれてきた
皆さん、めでたいものはお好きでしょうか。多分嫌いな人は少ないと思いますが、かくいう私も大好きで、和洋問わずお守りや縁起物を見だすと止まりません。 そんな人たち(私含む)に「お正月から、縁起のいい催しが始まるよ」という情報が来たら?これは、行くしかない!
年に一度!めでたい尽しの初春展
開催場所は、以前肥後ジャーナルでもお邪魔したギャラリーカフェ「不言亭」さん。
藤崎宮の参道沿いにあるお店で、初春展は元日から開催されています(~2024年1月31日)。
新年から初詣や参拝で賑わう通りだけに、 「お参りの帰りに縁起のいいものを見られたら、新年が明るく始まるのではないか」と始められました。
不言亭で展示をしたことのある人達をメインに開催していましたが、回を重ねるごとに出展者が増え、6回目の今年は23人の作品が並びます。
その年の干支が多いですが、それ以外にも縁起物やお正月などをテーマにした、めでたい作品ばかり。
作品は全て壁に掛けられていますが、絵画以外にも書や押し花、消しゴムハンコに肥後象眼作品とバリエーションも豊か。
展示作品はすべて原画です!
絵筆の質感や墨の濃淡など、実物を自分の目で見て味わう機会って、なかなか無いです。 写真はあえて遠目で撮っていますので、気になる方は是非、不言亭さんへ足を運んでみてください。 ちなみに作品は購入もできます(非売品もございますのでご注意ください)。
せっかくカフェに来たんだから…
作品の鑑賞だけでも入店できます。が、こちらのカフェはどれも美味しいので、店内でゆっくりしながらの鑑賞をオススメします! とある映画の影響で、メロンクリームソーダに惹かれたのですが… 何せこの日は寒かったので、温かいハーブティにしました。
季節のハーブティ 540円
ポットごと提供されるので、たっぷり楽しめます。 ペパーミントの爽快感にホッと一息。
干支についてのエトセトラ
辰、とは…?
ちなみに今年の干支「辰」ですが、十二支の中では唯一実在しない動物です。 そのため、現実の動物を「辰」と関連付けることも多くて… 大阪の干支の引継ぎ式ではタツノオトシゴが代打を務めたり、
福岡では恐竜の化石を展示する博物館が「博物館のお正月」というイベントをやったり、
ちょっと変わったところだと和名:メキシコサラマンダー…つまりウーパールーパーも年賀状で見かけました。
ちなみに十二支はアジアだけでなく中東や地中海でも使われており、国によって龍ではなくクジラやワニ、カタツムリ(⁈)などが入ってます。
こうして並べてみたら、ちょっと関連ありそう…?
格言
米相場時代からの格言で「辰巳天井」、辰年と巳年は相場が天井まで上がるというものがあります。 現代でも適応されるかは不明ですが、これを機に、新NISAを始めるべきか…?!
社会人に便利!暦の覚え方
2024年は4年に1度の閏年。 4年周期ということは、干支の中で3つ、閏年にあたる十二支がいるわけです。 それが
子
辰
申。 「次の閏年っていつだっけ…?」と西暦で覚えられない方、ぜひ上記の絵を思い出してみてください!
向かい干支
干支を時計回りに配置した時、自分の干支の向かいにある干支を向かい干支・守り干支と言います(下図参照)。 今年は辰年なので、戌が向かい干支ですね。
向かい干支の図柄があしらわれたものや小物を大切にすると幸運になる、向かい干支の人とは相性がいいなどの伝承があります。 あなたの向かい干支はどれでしょう?
まとめ
新年の行事は大体終わったような気がしていましたが、考えてみれば1月はまだ始まったばかり。 新しい年の景気づけに、めでたいものを見にお出かけしてみませんか。 なお、初春展は1/31までの開催です。 期間中もお店の定休日・営業時間は変わりませんのでご注意ください。