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ウクライナ国立バレエ(旧キエフ・バレエ)が来日公演を開催 『雪の女王』『ジゼル』『ドン・キホーテ』珠玉の3作品を上演

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『ウクライナ国立バレエ(旧キエフ・バレエ)』

2025年12月6日(土)~2026年1月3日(土)東京文化会館(上野)、東京国際フォーラムA(有楽町)、神戸国際会館、 ほかにて、ウクライナ国立バレエ(旧キエフ・バレエ)による来日公演が開催される。

芸術の古都キーウから、名門ウクライナ国立バレエ(旧キエフ・バレエ)が来日する。今回は『雪の女王』『ジゼル』『ドン・キホーテ』の3つの全幕作品を上演する。

『雪の女王』は、ウクライナ国立バレエの完全オリジナル作品。世界中で親しまれてきたアンデルセン童話を原作にした、色鮮やかな世界が広がる。魔法の王宮や美しい花園、氷で閉ざされた雪の王国などを舞台に、雪の女王ほかトロール、カラスの夫婦や山賊の娘など個性的なキャラクターが次々に登場して、様々な踊りを披露する。

『ジゼル』は、ロマンティック・バレエの最高峰として愛され続けている名作バレエ。ウクライナ国立バレエの『ジゼル』は、日本のバレエファンから寄せられた義援金をもとにして衣裳・舞台装置・振付を一新して製作したヴィクトル・ヤレメンコ版を上演。2024年1月に日本で世界初演し、好評の声に応えて再演されている。この版の特徴は、衝撃のラストシーン。何度見ても感動すると大きな話題となった。戦禍にあるウクライナ国立バレエが苦心して新制作を行い、日本とバレエ団の絆を深めた、特に見逃せない注目の作品。

明るく華やかな『ドン・キホーテ』は、新年の幕開けに相応しい作品。陽光に照らされたバルセロナを舞台に繰り広げられる、恋人たちの楽しいコメディで、第3幕の結婚式のシーンは、超絶技巧とされるバレエのテクニックが詰まった華やかなステージが披露される。圧倒的なテクニックと豊かな表現力を兼ね備える日本が誇るトッププリマ菅井円加が、ウクライナ出身で世界に羽ばたいて活躍しているA.トルーシュと共にゲスト主演する。

また、1月3日に1回だけ開催する『ドン・キホーテ』上演は、とても貴重な機会となっており、来年の‟バレエ初め”は、ウクライナ国立バレエの『ドン・キホーテ』を迎えてみてはいかがだろうか。

本公演のチケットは8月20日(水)より一般発売がスタート。なお、『雪の女王』のみ4歳の子どもから入場可能となり、家族で楽しむのにぴったりな作品となっている。

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