Yahoo! JAPAN

清水エスパルスの秋葉監督、アウェー横浜FM戦後のコメント!2点差はね返す大逆転勝ちに「中原輝という選手が清水に来てくれてよかった」

アットエス


清水エスパルスが4月16日の横浜F・マリノス戦で0-2とリードをされながら後半の3得点で大逆転勝ち。今季初の逆転勝利、リーグ戦4試合ぶりの勝ち星に秋葉忠宏監督は「チーム全員でつかんだ勝利。興奮する素晴らしいゲームができた」と喜びを語りました。

秋葉忠宏監督「取るべき選手が取るとチームものってくる」

―試合の総括を。
ようやく皆さんが興奮する素晴らしいゲームができた。水曜日のナイターにもかかわらず、横浜まで駆けつけてくれたサポーター、ファミリーのおかげ。スタートの選手を含めてチーム全員でつかんだ勝利。ひっくり返せたが、2失点は望んでいるゲームプランではない。後半が清水エスパルスの姿。あれを90分間展開できるようにしたい。

―今日の乾選手の評価を。
やっと取りました。本人が一番苦しんでいたがトレーニングを怠らなかった。彼らしい、長い距離のドリブルで低い弾道のシュートを仕留める。簡単ではない。取るべき選手が取るとチームものってくる。

―失点直後の中原選手の得点が大きかった。
正直、前半元気がなかったのでハーフタイムに代えるか迷った。8連戦の7試合目で、後ろの選手がけが人で替えが効かない状況だったので、後半も引っ張って良かった。彼のストロングが出た。あのタイミングで決めてくれて、中原輝という選手が清水に来てくれてよかった。

―宇野禅斗選手を右SBで起用した。
何回かトレーニングの中でやってもらった。メンバーを見てもらえば分かる通り、サイドバックがほとんどいない状態。チームの苦しい台所事情を理解して「僕やれます」と話してくれた。そういう素晴らしいメンタリティーの選手はどのポジションでも力を発揮する。彼のメンタリティー、能力の高さ、センスは非常に頼りになる。

―結果的に逆転したが、前半を見るとかなりリスクのある戦術では。
J2から上がってきたクラブで、選手層の厚さや誰が出てもファーストセットと同じようなプレーができるかというところは、まだ力の差があると思っている。この連戦でかなりの選手を使うことができた。

育成型クラブとして、若い選手の成長力を大事にしている。痛みの経験によって成長していってくれることが大事。寛大な心で成長を見守りたい。
 

【関連記事】

おすすめの記事