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「2025年はチヌの当たり年?」泉大津でのライトゲーム釣行でチヌ2尾【大阪】

TSURINEWS

泉大津エリアで仕留めたチヌ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

少しずつ朝晩が過ごしやすくなってきているが、まだまだ残暑は手を緩めてはくれない。どうしても釣行の際には暑さに苦しめられる。高水温期の難しい釣りは正直、報われるものでもないし、他の時期と比べて心楽しいものではない。そう思いながらも、今回もまたチヌを狙って泉大津まで出張っていった。

泉大津でチニング釣行

お盆明け。この釣行の前から、ちょっとずつ水温が下がり始めているのが目に留まっていた。海水温発信サイトのデータを確認していたら、なんと1℃も下がっている。久々に26℃を下回った日がちょうど自分の都合のいいタイミングと重なったので、泉大津まで出かけていった。

持ち込んだタックルは例によってメバリングタックルひとつ。自分にとってはアジでもメバルでもカサゴでもシーバスでもチヌでも何でも釣れるロッドなので、基本的にオールシーズン対応で、今回メインとするブリームゲームでも有効だ。メバル用のプラグを使って、小魚についたチヌを狙っていく。

とはいえ、見た感じ水面にベイトっ気や生命感はない。それどころか、鳥に突かれたのか、ボラの死骸が陸に打ち上げられている始末である。手を合わせることまではしない。しかし可哀そうな姿だ。せいぜいこれで自分の方の厄が落ちてくれたらいいが。

ボラの死骸の姿(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

直リグで拾えないバイト

今回はまだ明るい時間からエントリーしたので、ボトムについたチヌを狙っていくことにする。使用するのは直リグだ。カニ系のワームをセットして、リグをボトムに落とし、自分が陸側で歩いて釣るコースを作る。あとはシェイクしながらこっちへ引っ張ってくるだけ。ほぼ落とし込みのような釣りだ。

こいつをハシゴ周りとかクサいところにやっていると、ノラないアタリがいくつかきた。もしかしたらカサゴかもしれない。オフセットフックを使っているので、ガシッとしたバイトがこないとフッキングしない。ハリは見切られにくいし、根掛かりもしにくいのだが、低活性のチヌのバイトを拾うには適さなかったようだ。

うまくいかなかった直リグ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

このあと、ブレード付きのマイクロメタルジグをトレースしていると、小さなキビレがひとつ突いてきたが抜く寸前でフックアウトしてしまった。ちょっと嫌な予感がしながら、夜の時間の釣りに入る。

表層のプラグにチェンジ

この場所では夜になるとチヌが警戒心を解いて浮上してくるので、メバル用のフローティングプラグにかえた。アピール度重視で、ピンクやグローといったカラーを流していく。いつも通りのやり方。なかなか反応してくれない。中潮の上げと、潮の動きは悪くないのだが、魚の捕食のスイッチが入らないようだ。

しかし、そこは粘りでいく。必ず足元にいると決め込んで、キワキワをトレースしていく。すると、やっぱりきた。30cmを少し超えるくらいの本チヌがまずひとつ。これくらいの型だと抜けるのではないかと思って手荒にやりかけたが、やはりファーストフィッシュは大事に。タモ入れして写真撮影まで。

粘りの本チヌ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

ラストは中型でフィニッシュ

そろそろ汗ダクも汗ダクで、いい運動をしたものだと充実の気分になってきた。そんな中もうひとつ中型のチヌがついたので、ここで納竿とした。結果としては2時間半やって2尾、辛勝といったところ。

だが、この夏は昨年にやってしまった高水温期のボウズをまだ一度もやっていないので、その点には改善が見られる。おそらく、悪い潮周りをあえて狙わなければ、今年に関してはもうチヌを狙ってボウズはやらないのではないかと思っている。

それにしても、近年は本当によくチヌやキビレが釣れるようになった。当たり年に恵まれていることもあるが、下手をするとメバルの年の総数を超えるのがすごい。

<井上海生/TSURINEWSライター>

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