『山奥の工場で暮らしていたシニア猫』が保護施設にやってきて…素敵すぎる話に感動の声続出「おじいちゃんが素晴らしい」「泣いた」
Instagramアカウント「NPO法人フリースクールゆきレオ&保護猫施設 ゆきレオ保育園」に、山奥で暮らしていた猫さんがやってきた様子が投稿されました。猫さんの様子を気にかけていた多くのユーザーさんからは、1100を超えるいいね!と共に「本当に嬉しい」「素晴らしいお話!」と喜びのコメントが多数寄せられています。
苦渋の決断
とある山奥の工場に住んでいた、淡い黄緑の瞳と撫でずにはいられないフサフサの長毛が美しい猫の「ショコラ」さん。推定8歳と言われるシニア猫のショコラさんは、工場に勤めるおじいちゃんにご飯をもらい穏やかに過ごしていたようです。
ある日、工場の閉鎖が決まりましたが様々な事情があるため、おじいちゃんはショコラさんを自宅へ連れ帰る事が出来なかったといいます。おじいちゃんはショコラさんが幸せな猫生を過ごせる事を願って保護施設を探すという苦渋の決断を下しました。
ネット環境もなく、遠くまで出かける事が出来ないながらも保護施設に受け入れてもらえるようにとおじいちゃんは病院へ行き、自費でショコラさんの検査を済ませたのだそうです。
知人に紹介してもらった最も近い保護施設である投稿主さんの元へやって来たショコラさんは、外でお世話されていたにも関わらずとても綺麗で穏やかな様子だったそうです。
たどり着いた新しい場所
おじいちゃんがショコラさんと訪れたのは、NPO法人のフリースクール「ゆきレオ&保護猫シェルター」という場所で、執筆時点でこれまでに162匹の猫さんを保護してきたそう。投稿主さん達に甘えてくる穏やかなショコラさんを見て、おじいちゃんが日頃からどれだけ可愛がっていたのかが伺えたといいます。
ゆきレオにやって来てからもおじいちゃんは月に1回ショコラさんを訪ねて来ました。8歳という年齢のショコラさんが幸せに暮らせる環境を見つけるべく、そしておじいちゃんに安心してもらえるようにとゆきレオの方々だけでなく、Instagramのフォロワーさんをも巻き込んでショコラさんのこれからを模索しているそうです。
投稿主さんが部屋に入ってくると一番に甘えにやってきたり、沢山の人に撫でてもらって気持ちよさそうに目を細めるショコラさんの姿に癒された投稿主さんとその仲間の皆さんが、新しいご縁を繋ぐために引き続き奔走します。
念願叶って
そして遂にショコラさんと暮らしたいという問い合わせがきました。穏やかで甘えん坊なショコラさんはトライアルも無事に終えて、正式に新たな場所へのお引越しが決定。投稿主さんはその事をおじいちゃんに伝えに行った際に、とても嬉しそうな笑顔だったとコメントされています。
動画の終わり近くには、新しいお家で里親さんの手に包まれているショコラさんの姿も。また、おじいちゃんも里親さんと連絡を取り合っているそうで投稿主さんを含めてショコラさんが沢山の縁を繋いだように感じずにいられません。
動画が投稿されると「ショコラちゃんおめでとう」「良かったね。幸せつかんだね」という祝福の声と共に「おじいちゃんありがとうございます」「おじいちゃんの優しさで繋がれた縁」と心優しいおじいちゃんへの温かいコメントも多く寄せられました。
Instagramアカウント「NPO法人フリースクールゆきレオ&保護猫施設 ゆきレオ保育園」では保護猫活動や保護猫さん達の日々の暮らしぶり、そしてフリースクールの様子などを伺う事が出来る心温まる投稿で溢れています。
ショコラさん、投稿主さま、そしてNPO法人フリースクール ゆきレオ&保護猫施設さま。
この度はご協力頂き誠にありがとうございました。
写真・動画提供:Instagramアカウント「NPO法人フリースクールゆきレオ&保護猫施設 ゆきレオ保育園」さま
執筆:ジャクソン
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。