『グランド・イリュージョン3』は「度肝を抜かれる、すべてが奇跡的」とジェシー・アイゼンバーグ
人気クライム映画『グランド・イリュージョン』シリーズの第3作(正式タイトル未定)は、想像以上にスケールアップした作品になるかもしれない? J・ダニエル・アトラス役を続投するジェシー・アイゼンバーグが、英の取材にて語った。
『グランド・イリュージョン』は、スーパー・イリュージョニスト・チーム「フォー・ホースメン」が、鮮やかなトリックで大胆な犯罪計画に挑む大ヒットシリーズ。第3作は2024年7月から9月まで撮影が実施され、現在は2025年11月の米国公開に向けてポストプロダクション(撮影後作業)の真っ最中だ。
本作の撮影中、指を骨折してしまったというアイゼンバーグ。「この3ヵ月間はブダペストにいたけど、ほとんど何も壊さずに最後までやり遂げました」と話し、皮肉とユーモアを交えながら、自分の指以外は何も壊さなかったことを明かしている。
「この映画には本当に度肝を抜かれますよ。監督はルーベン・フライシャーで、彼と組んだのはこれで4作目。毎日、撮影現場に足を踏み入れると、みんなが自分自身をつねっていました。大がかりなシーンも、マジックも、アンサンブルも本当に奇跡的だったからです。」
アイゼンバーグは、フライシャーが監督を務めた『ゾンビランド』シリーズ2作と『ピザボーイ 史上最凶のご注文』(2011)に出演しており、また、メリット・マッキニー役でカムバックするウディ・ハレルソンも『ゾンビランド』2作と『ヴェノム』(2018)で監督とタッグを経験済み。そのチームワークの良さが、奇跡的なアンサンブルや壮大なマジックを生み出したようだ。
続編にはアイゼンバーグとハレルソンのほか、「フォー・ホースメン」のメンバーであるジャック・ワイルダー役のデイヴ・フランコ、ヘンリー・リーブス役のアイラ・フィッシャーが続投。FBI捜査官ディラン・ローズ役のマーク・ラファロ、老マジシャンのサディアス・ブラッドリー役のモーガン・フリーマン、ウォルター・メイブリー役のデニエル・ラドクリフ、ルーラ役のリジー・キャプランも復帰する。
新キャストとして、『名探偵ピカチュウ』(2019)のジャスティス・スミス、『バービー』(2023)のアリアナ・グリーンブラット、『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(2024)のドミニク・セッサ、『ゴーン・ガール』(2014)のロザムンド・パイク。脚本は『アメリカン・ハッスル』(2013)のエリック・ウォーレン・シンガー、『レゴバットマン ザ・ムービー』(2017)のセス・グレアム=スミス、『ハンガー・ゲーム0』(2023)のレスリー・スミスが執筆した。
映画『グランド・イリュージョン』第3作(正式タイトル未定)は、2025年11月14日に米国公開予定。
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