原木シイタケが秋の旬 今年の出来は「まぁまぁ」
長い夏が終わり、鍋や汁物が恋しい季節。具材に人気のキノコ類を生産販売する「ふじのしいたけ」(牧野)では11月23日、旬を迎えたシイタケの収穫が行われていた。
市内で2軒だけという、『原木』シイタケを扱う同社。生産者の黒木竜郎さんは「スーパーは大半が菌床。原木は全然味が違うぞ」と話す。
春と秋の年2回、旬が訪れるシイタケ。原木シイタケを作り続けて40年以上の黒木さんによると「温暖化かな、昔は12月中旬まで収穫できたけれど、最近は12月頭で終わる」という。今年の出来は「まぁまぁ」とほっとした表情を見せた。
黒木さんは原木なめこも扱っており、収穫されたシイタケやなめこは、あぐりんずつくい(中野)や鳥居原ふれあいの館(鳥屋)、Aコープ城山店(向原)などで購入できる。直売も可能。問い合わせは黒木さん(ふじのしいたけ)【電話】042・689・2359。