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「小江戸だこ」は川越一番街のおしゃれな屋台型たこ焼き店。観光地に新風を吹き込む「川越発モバイルコンテナ」の挑戦とは

ハッシュ川越

小江戸だこ 川越 たこ焼き

川越発モバイルコンテナ屋台のたこ焼き店

蔵造りの街並みが続く川越一番街。その一角に構える、スタイリッシュなコンテナ型の屋台は「小江戸だこ」。手がけるのは、川越出身のオーナー栗原さん。
「観光地に“おしゃれな屋台”をつくりたい」という想いから構想を重ね、2024年にオープンしました。キッチンカーでも常設店舗でもない、モバイルコンテナという新しい発想で、観光地・川越の通りに新たな風を吹き込んでいます。
今回はエリアマネージャー岩崎さんに、お店のこだわりや、店舗運営に対する想い、栗原さんの川越に対する想いまでを伺いました。

今回は岩崎さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

「小江戸だこ」を川越市で立ち上げられたきっかけを教えてください

岩崎)
オーナーの栗原が川越生まれ、川越育ちなんです。地元 川越の観光地でおしゃれな屋台をやってみたいという思いがきっかけでした。オリジナルで設計した厨房付きのコンテナを製造し、「キッチンカーでも店舗でもない、新しいかたち」として出店しました。川越初の取り組みとして、地元から何か新しい文化を発信したいという気持ちが強かったですね。

2024年7月に本格オープンしましたが、それまではテントで営業していました。
1年以上かけて設計・製造を進め、ようやく念願のコンテナ営業をスタートできたんです。

「小江戸だこ」の特徴やこだわりはどのような点ですか?

岩崎)
一番のこだわりは焼きたてアツアツのたこ焼きを提供することです。
作り置きは一切せず、鉄板からそのままお渡ししています。通りからも調理風景が見えるオープンキッチンの造りになっているので、たこ焼きを焼く音や香り、手さばきなど、ライブ感を楽しんでいただけるのも特徴です。

また、川越らしさを出したくてたこ焼きに鰻がのった「うなぎ焼き」というメニューも作りました。2024年2月から販売を始めたのですが、特に海外のお客様に好評です。「日本らしい味」として、たこ焼きと並んで人気メニューになっています。

「小江戸だこ」として日々お客様と向き合う中で、大切にしていることを教えてください。

岩崎)
できるだけお客様と会話をすることですね。うちは屋台ですが、隣にベンチ席を設けていて、多くのお客様はその場で召し上がります。
焼きたてのたこ焼きを食べていただくのが一番美味しいですし、お客様とお話ししながら、川越の観光案内をすることもあります。「次はどこに行けばいいですか?」と聞かれることも多いんですよ。時の鐘や氷川神社、喜多院などをご案内しながら、たこ焼きを通じてちょっとした観光コンシェルジュのような役割を果たせるのが楽しいですね。
屋外のコンテナだからこそ、気軽に声をかけてもらえる距離感があるのだと思います。

お仕事の中で、「やっていてよかった」と感じるのはどのような瞬間でしょうか?

岩崎)
やはりお客様から「美味しかった!」と直接声をかけてもらえたときです。特に印象的なのは、以前訪れた観光客の方が「また来たよ」と再訪してくださったこと。観光地の店舗でリピーターができるのは本当に嬉しいことです。

また、地元の方が週に一度買いに来てくださることもあります。観光客だけでなく、地域の方にも愛される存在になりたい。その思いが形になりつつあることが、一番のやりがいですね。

運営にあたって、どのような苦労がございますか?それをどのようにして乗り越えてきたかについてもお聞かせください。

岩崎)
まずはおしゃれな屋台を形にするまでの設計と製造が一番の難関でした。製造会社と何度も打ち合わせを重ねて。ようやく協力してくださる工場に出会い、1年以上かけて完成させました。

オープン後は「これまでにない店舗形態」ということで、最初はお客様に認知されるまで少し時間がかかりました。あとは天候の影響ですね。屋外営業なので、雨や猛暑・寒波などの気候に左右されます。それでも「小江戸だこを目当てに来た」と言ってくださる方がいることが、支えになっています。

今後「小江戸だこ」として挑戦していきたいことを教えてください!

岩崎)
このモバイルコンテナというスタイルを、もっと広く展開していきたいです。キッチンカーでも店舗でもない新しい形として、全国のイベントやプロモーションなどで活用されるようになれば嬉しいですね。
そして、そのときには「このおしゃれなコンテナが川越発である」ということを誇りを持って発信していきたいです。

最後に、川越の魅力、好きなところがあれば教えてください。

岩崎)
私は川越の高校を出ており、地元が東松山なんですが、ずっと川越で過ごしてきました。30年以上前と比べて街は大きく変わりましたが、蔵造りの町並みや川越まつりなど、伝統を守り続けているところが本当に素晴らしいと思います。

また、川越出身のオーナーからは、幼い頃に「川越まつりで鼻におしろいを塗って先頭を歩いた」という思い出話も聞かせてもらいました。連繋寺や氷川神社、喜多院、大正ロマン通り、伊佐沼など、どこを歩いても川越らしさを感じられるのがこの街の魅力だといいます。
昔からの町名、大工町、鍛治町、郭町といった言葉にも歴史の重みも感じますし、海外のお客さまにもぜひ訪れていただきたい街ですね。

【メニュー】(一部抜粋)※時期によってメニューが変わる場合がございます。

住所

埼玉県川越市元町2丁目1-13

営業時間

11:00〜16:30(※天候等により変動あり)

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