桜餅やうぐいす餅など昔懐かしい味わいの手作り和菓子
お菓子 にちりん
「お菓子 にちりん」は、昭和34(1959)に創業した菓子店。昭和34年は平和通買物公園が歩行者天国になる10年以上も前です。
お店があるのは、8条通7丁目で平和通買物公園のシンボル「手の噴水」の前。
平成28(2016)年に、二代目店主が高齢を理由に閉店しましたが、翌年障害者の支援を行っている「NPO法人ピーシーズ」が経営を引き継ぎました。
現在は障害のある方たちがシール貼りなどの仕事をしているそうです。
店内には、名物の豆大福やよもぎ大福などの餅菓子の他、カステラやマドレーヌなどの洋菓子も並んでいます。
昔、筆者が働いていたレストランでは「お菓子 にちりん」から、イチゴのショートケーキやミルフィーユなどのケーキをホールで仕入れていたので、とても懐かしく思いだします。
この日購入したのは、よもぎ大福とごま大福、豆なまこ餅。
「豆なまこ餅」は、金時の甘納豆が入ったお餅です。あんこが苦手な人も食べられる優しい甘さ。
名物「よもぎ大福」は、市内の野山に自生している天然のよもぎを使っているそうで、口の中に入れると春の香りが広がります。
店名:お菓子 にちりん
住所:旭川市旭川市8条通7丁目
電話:0166-22-2094
営業時間:10:00~16:00
定休日:土・日・祝
あさひ餅店
2軒目にご紹介するのは、3条通15丁目銀座商店街の第一市場内にある「あさひ餅店」。
「あさひ餅店」は、一口では食べられないような大きな「いちご大福」が名物の菓子店です。
「いちご大福」は、早く行かないと売り切れるほどの人気商品。
この日は午前11時前に行ったので、まだ「いちご大福」も並んでいましたが、購入したのは春が感じられる「桜もち」と「うぐいすもち」です。
さくら餅には、関東風の長命寺と関西風の道明寺がありますが、「あさひ餅店」の「さくら餅」は道明寺です。
美しいピンク色と桜の葉が春を感じさせ、桜の香りが口の中いっぱいに広がります。
子どもの頃には、桜の葉の塩漬けが苦手で、わざわざ剥がして食べていたのですが、大人になるとこの香りがたまらなくおいしく感じますね。
きなこがおいしい「うぐいすもち」も、鮮やかなウグイス色が春の季節感たっぷりです。
店名:あさひ餅店
住所:旭川市3条通15丁目 第一市場
電話:0166-23-0821
営業時間:10:00~17:00
定休日:日曜・祝日
駐車場:なし
村上菓子舖
旭町2条3丁目にある「村上菓子舗」は、昭和36(1961)年に創業した老舗の和菓子店です。
現在の店舗は、昔はパチンコ店だった建物で、筆者が大学生の時にはほぼ毎日通っていました。
「村上菓子舗」に来ると、当時の事を思い出して懐かしくなります。
桜餅やかしわ餅など、春の和菓子が食べたくて来たのですが、残念ながら時期が早かったようで並んでいませんでした。
大好きな「みたらし団子」も売り切れ。
そんなわけで、今回は豆大福(つぶあん)・白大福(こしあん)・赤大福(こしあん)・草大福(こしあん)を購入しました。
北海道産のもち米を使った大福もちはとてもやわらかくて、あんこは甘さが控えめ。何個でも食べられそうです。
店名:村上菓子舗
住所:旭川市旭川市旭町2条3丁目9-164
電話:0166-51-3454
営業時間:8:00~18:00
定休日:日曜日
駐車場:あり