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江戸時代に広く庶民に親しまれた「虫聴き」を現代風にアレンジ 伊丹市の各所で「鳴く虫と郷町」開催 伊丹市

Kiss

9月6日よりメイン会場の『市立伊丹ミュージアム』(伊丹市)をはじめとする伊丹市内の各所で「鳴く虫と郷町」が開催されます。開催期間は9月15日まで。

同イベントは江戸時代の庶民の秋の楽しみ方である「虫聴き」という風習を現代風にアレンジしたもの。期間中はスズムシをはじめ秋の鳴く虫約15種3000匹を伊丹市内の郷町界隈を舞台に展示し、虫の鳴き声と多種多彩な催しが調和する秋の恒例イベントです。

期間中の10日間はお店や公共施設、広場や街路樹で秋の鳴く虫の声が響き、音楽ライブや手作り体験など、さまざまな関連イベントも開催されます。またオリジナル手ぬぐいやスズムシブローチといったグッズの販売のほか、限定商品や限定メニューを取り扱う店舗もあります。

会期終了翌日の9月16日には展示されていたスズムシを持ち帰って来年また孵化させるための里親になってもらう「スズムシ里親プロジェクト」も開催されます。9月6日より先着順にて電話での申込受付が開始されます。申し込みは伊丹市昆虫館まで。

<記者のひとこと>
メイン会場でもある旧岡田家住宅は今年で築350年らしいです。7日、8日、13日、14日には行灯でライトアップされる夜間開館が行われるので、江戸時代にはそこで実際に秋の夜長を楽しまれていたであろう当時の雰囲気を感じることもできそうですね


開催期間
2024年9月6日(金)〜15日(日)

場所
市立伊丹ミュージアム
(伊丹市宮ノ前2-5-20)

旧岡田家住宅・酒蔵、旧石橋家住宅
周辺商店街、ほか市内各所

「スズムシ里親プロジェクト」申し込み受付
9月6により電話にて受付開始(先着100組 ※1世帯1組)
伊丹市昆虫館(TEL072-785-3582)まで

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