新品のはずが、マットレスの内側を開けるとシミだらけの中古品と分かり愕然(米)
海外では、Facebookユーザー同士が売り買いできるオンラインマーケット「Facebook Marketplace」が多くの人に利用されている。アメリカのある女性も、同マーケットプレイスで新品のマットレスを購入したが、中に隠されていたものを発見し、その事実を暴いたことで話題になった。女性は当初、マットレスの中に何か固いものが入っていることに気付いたという。米ニュースメディア『The Daily Dot』などが伝えた。
米コネチカット州在住のTikTokユーザー名「rosek292」さん(以下、ローズさん)が今月4日、購入したマットレスの動画を投稿したところ、注目を集めた。ローズさんは3歳の息子のため、1年前にこのマットレスを購入したが、最近になって使い始めた。
しかしローズさんは、マットレスの中に何か固いものがあることに気付いた。当初、マットレスの中に木片かプラスチック片が入っているのかと思ったローズさんだったが、このことをボーイフレンドに相談したところ、彼から「中を開けて取り出してみよう」と提案された。そしてハサミで切って、内側を確認した。
すると、なぜかライターが見つかり、問題なく点火できた。「なぜマットレスの中にライターが!?」と思ったローズさんは、ライターを取り出す様子を撮影した動画をTikTokに投稿し、人々に意見を求めた。この投稿には、ユーザーから「製造工程で誰かが落としたのでは?」「もしかしたらこれは再生マットレスかも?」というコメントが寄せられた。
また、「マットレスにグラスファイバーが使われている可能性があるのでは?」という指摘もあり、心配になったローズさんはマットレスを息子に使わせるのをやめて、中を調べることにした。動画では、マットレスの表面を覆った布のカバーをハサミで切り開いていく様子が映っている。カバーを開けてみると、中からシミだらけの古いマットレスが現れた。
さらにカバーを剥がしてみると、内側にラベルがあり、そこにはベッドで眠る女性の写真とともに「整形外科用」という文字がプリントされていた。恐ろしくなったローズさんは後日、マットレスのシミが血痕かどうかを確かめるためにオキシドールをかけたところ、幸いにも血液反応は陰性だった。
「新品」と思って購入したマットレスが、使い古しの中古に新しいカバーを縫い付けただけの粗悪品だと知って、ローズさんは愕然とした。彼女はマットレスの売り手に連絡を取ろうとしたが、その人物とのメッセージ履歴が見つからず、ローズさんは「多分私をブロックしたか、Facebookを削除したのかもしれない」と話している。
結局、ローズさんはこのマットレスを処分することに決め、新たな投稿では「これはゴミに捨てて、新しいマットレスを息子に買うしかありません」と、半ば諦めた様子で語った。
画像は『RoseK TikTok「We wanted to see if there was anything else inside the mattress」「Felt something weird on top of my 3 yr olds bed」「#mattress」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)