父の日のプレゼント、何を贈ればいい? 親が「本当に嬉しかったもの」をぶっちゃけ!
父の日になにを贈ろうか悩んでいる人もいるでしょう。そんな方のために、今回は父目線の経験談をご紹介! 父の日の贈り物で1番嬉しかったものを教えてもらいました。
<経験談6選>父の日の贈り物で1番嬉しかったもの
何を喜ぶのかよくわからず、母の日以上に困りがちな父の日の贈り物。そこで、嬉しかったプレゼントの経験談を私たち世代のお父さんに聞きました。「子どもの気持ちを感じられる贈り物」が嬉しく、記憶にも残りやすいようですよ!
1. 孫ができた報告
「2年前、結婚した娘がうちにきて『これ、父の日のプレゼント』と小さな箱を渡されました。開けたら1枚のエコー写真が入っていて。『孫だよ』と言われた瞬間、嬉しくて泣きました。
今は初孫の遊び相手の“じいじ”として毎日楽しく過ごしています。生きがいができた感じで前より若返った気がします(笑)」(父67歳・娘34歳)
似た経験談で「結婚報告が1番嬉しかった」と語るお父さんもいましたから、ハッピーな報告があるなら父の日に伝えてみてはいかがでしょうか? お父さんの嬉し泣きが見られるかも!
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2. 温泉旅行
「この歳になると、妻と2人でどこかへ出掛けるってことはしないんですよね。だから会話もなくなるし、お互いに興味がなくなるんです。そんなとき、息子から父の日に2泊3日の温泉旅行をプレゼントされました。
妻との会話が久しぶりに弾んだし、思い出が作れたので嬉しかったですね。きっと息子は私たちに以前の仲のよさを取り戻してほしかったのかな? と思います」(父70歳・息子41歳)
子どもたちが巣立ったあと、まるでただの同居人かのようになっていたそうです。でも旅行をきっかけに、また奥さんと会話をするようになったのだとか。
3. 手紙
「うちは父子家庭。男手1つで育ててきた娘が、26歳のときに仕事の都合で転勤することになりました。それを機に家を出て行ったんですが、父の日に突然手紙が届いたんです。
『お父さんのすごさを改めて知りました。お母さんがいない中、私をずっと1人で育ててくれてありがとう』と書かれていて、思わず涙が出ましたね。
娘が幼いときに母親が出て行き、いろいろと寂しい思いをさせてしまっていたので…。、まさか感謝されるとは思っていませんでした」(父64歳・娘28歳)
仕事後の家事育児がどれだけ大変か、娘さんは1人暮らしを通して初めて知った様子。「これでいいのか」と自問自答しながら子育てをしてきたお父さんにとっては嬉しい限りの手紙でしょう。
4. 現金
「ぶっちゃけ現金ですね(笑)。好きなものが買える現金に優るものなし!」(父65歳・息子32歳)
正直ですね(笑)。5万円入った封筒を父の日に渡されて嬉しかったとのこと。趣味のゴルフや釣りに使ったそうです。
5. 全国各地のお酒
「お酒が好きなので、息子からお酒のセットをもらったときが1番嬉しかったかな。その辺で買えるものじゃなくて、全国各地のお酒が入っていました。飲み比べもできるし、普段とは違う晩酌が最高でした」(父69歳・息子33歳)
こちらのお父さんはネットショッピングをした経験がないそうです。だから息子さんはあえて全国各地のお酒を選んだのかもしれませんね。
6. 思い出動画
「去年の父の日に、娘が親子の古い動画や破れた写真を復元して1つの動画にしてプレゼントしてくれたんですよ。当時を思い出したし、自分の人生を振り返ったような気になれて感動しました。
しかも制作に2カ月くらいかかったと聞いてさらに感動しましたね。私を喜ばそうとそんなにも時間をかけてくれて、涙が溢れてきました」(父60歳・娘27歳)
「この子の父親になれてよかった」と思ったとのこと。このように、忘れかけている思い出に触れさせてあげるのもよいですね。
心を動かすようなものを贈ってみては?
「感動した」「昔を思い出した」など、贈り物で心を動かされると記憶に残りやすいようです。何を喜ぶかよくわからないときには、今回ご紹介したお父さんたちの経験談を参考にしてみてください。
(コクハク編集部)