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五ヶ所湾ボートエギング大会に参戦【三重】ウネリに苦戦も優勝者はアオリ11杯

TSURINEWS

五ヶ所湾ボートエギング大会に参加(提供:TSURINEWSライター・宮野伸一)

今年も三重県南伊勢町で開催された「第11回 五ヶ所湾ボートエギング大会」に参加してきました。 実釣の様子や、大会全体の模様などを紹介します。

五ヶ所湾ボートエギング大会

今年も三重県南伊勢町五ヶ所湾で開催された「五ヶ所湾ボートエギング大会」に参加してきました。

協賛メーカー(提供:TSURINEWSライター・Shinchan)

日時:2025年10月26日(日)
場所:三重県 南伊勢町 五ヶ所湾沖
天候:曇り時々雨

当日は生憎の雨模様でしたが約100名のアングラーが参加。大会ルール説明の後、17隻の船に別れ7時前に出船、ポイントを目指します。

17隻の釣船(提供:TSURINEWSライター・Shinchan)

釣船屋たにぐちに乗船

筆者が乗った船は釣船屋たにぐちの「智嘉丸」。同船したのは大会ゲストの”なつきち”こと「森田 菜月」さんや釣友の諏訪さん他計7名。釣り座は運良くトモ(船尾)を引き当て湾内の有力ポイントからスタートフィッシング。

船中ヒットは単発

すると開始数投目になつきちさんにヒット!しかしあがってきたのは競技対象外のコウイカで、残念。その後も湾内でのティップランエギングを試みましたがヒットはするものの単発での拾い釣り。

ファーストヒットはコウイカ(提供:TSURINEWSライター・Shinchan)

湾外で本命アオリをキャッチ

天候は予想に反して雨は小ぶりで風も穏やか。ところが、少しづつ沖を目指し湾外へ出てみると、結構なウネリがあり釣りづらい状況。

僕はトモの利を活かして船の流れを見ながらエギを多方向にキャストし、シャクリ続けるとティップが気持ちよく入りヒット!しかしイカが浮いたところでアオリイカ特有のジェット噴射を受け痛恨のバラシ。

アベレージサイズが浮上

気を取り直して落とし直すと直ぐにヒット!今度は慎重にランディング。この時期のアベレージサイズを何とかGETしました。

筆者が仕留めたアオリイカ(提供:TSURINEWSライター・Shinchan)

ヒットエギ

ヒットエギは「ティップランナー パープル3.5号+オーシャンシンカーV OSV-20 (20g)」でした。

ポイント移動で2杯目

中盤から後半は湾外有力ポイントへと移動。移動後直ぐに誰かがヒットするものの連鎖はなく単発でサイズもいまひとつ。水深は約30mで潮も早くなりだしたので30gのシンカーをセット。

しっかりシャクってしっかり止める事を意識して途中サバフグに邪魔されながらもようやく2杯目のアオリイカをヒット。その後は船中アタリがあるものの抜けたりバラしたりで上手くいきません。なんとかもう1杯釣りたかったのですが12:00にストップフィッシングとなりました。

諏訪さんもアオリイカをゲット(提供:TSURINEWSライター・Shinchan)

最終釣果

私の最終釣果は2杯。船中トップは釣友の森田さんでアオリイカ4杯。3杯重量で競う大会なので森田さんの順位が気になります。

森田さんが仕留めたアオリイカ(提供:TSURINEWSライター・Shinchan)

競技ルール

五ケ所湾大会の競技ルールでは、各船のトップの方の釣果(3杯の総重量)で順位を決定します。これは、特定の一船に上位入賞が集中するのを避けるための措置です。各船のトップアングラーは、受付にて改めて検量を行います。

抽選会やじゃんけん大会も

結果を待つ間は、お楽しみ抽選会や、ゲストの釣ガール「さあや」さん、「なつきち」さん、「あずあず」さんの3名によるじゃんけん大会で会場を盛り上げます。

優勝者が決定

そして、いよいよ結果発表です。見事優勝したのは三吉丸で、なんと11杯を釣り上げた久野さんでした!3杯総重量は3,040g。三吉丸は優勝3連覇達成の快挙です。

優勝者インタビュー(提供:TSURINEWSライター・Shinchan)

優勝者インタビュー

Q:今日の勝因はなんでしょうか?
A:いつもはミヨシ(船首)の釣座を選ぶのですが、強いウネリを想定してトモ(船尾)を選びエギが安定したこと。

Q:ヒットエギは?
A:クレイジーオーシャン ティップランナー パープル/グリーン3.5号一択でした。

Q:その他気を付けたことは?
A:ライン角度とシンカー調整に気を配りました。

自船「智嘉丸」のトップ森田さんは 3杯総重量1,650g 11位と大健闘。帰港後は雨もきつくなりましたが参加された皆さんは和気あいあいと大会を楽しみ記念撮影の後帰路につきました。

上位入賞者(提供:TSURINEWSライター・Shinchan)

五ヶ所湾ボートエギング大会は今年で11回目を迎える歴史ある大会です。アオリイカをオフショア(船)から狙うティップランエギングは五ケ所湾が発祥の地とされています。

そんなアオリイカ、かつては簡単に釣れていましたが、海況の変化や温暖化の影響で年々減少傾向にあります。大会を主催した五ケ所湾釣船会では、毎年春にアオリイカ産卵礁設置プロジェクトが行われています。

11位森田さんと谷口船長(提供:TSURINEWSライター・Shinchan)

釣り大会

また、11月15日には「Squid Funk」が主催する「五ヶ所湾アオリイカ応援イベント〜第2回ティップランエギングなつきちカップin五ヶ所湾」が開催されます。

大会ポスター(提供:TSURINEWSライター・Shinchan)

このイベントは、ティップランエギングの聖地である五ヶ所湾を盛り上げるだけでなく、毎年同フィールドで行われている五ヶ所湾アオリイカ産卵礁設置プロジェクトへの寄付を通じて、アオリイカの保護にも貢献するものです。

ティップランエギングシーズンも後半に入り、これからはディープエリアで大型のアオリイカが狙えます。大会後はキロアップも釣れているようです。皆さんもぜひ風光明媚な三重県南伊勢町五ヶ所湾でティップランエギングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

<宮野伸一/TSURINEWSライター>

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