『わんぱくな犬種』3選 やんちゃで元気すぎるわんこがよくする行動や注意点まで
1.ジャックラッセルテリア
イギリス原産の「ジャックラッセルテリア」は、小型犬ながらとてもパワフルなことで有名な犬種です。もともとは主にキツネ狩りに用いられていた猟犬で、その活発さから「破壊王」と呼ばれることもあるほどヤンチャな性格をしています。
ジャックラッセルテリアは、ペットとして飼う際にも最低1時間ほどの散歩が必要となり、運動不足になると家の中で大暴れして物を壊すなどの問題行動を起こすことも多いといわれています。
知能も高いため飼い主はきちんとしつけをして、動きを制御できるようにしておかなくてはいけません。
適度な運動としつけの訓練をしっかり行えば、明るく遊び好きで愛嬌があるジャックラッセルテリアは、一緒にアウトドアやドッグスポーツを楽しめる最高のパートナーになるでしょう。
2.コーギー
短い足と長い胴体、食パンのような丸いお尻がチャームポイントの「コーギー」もイギリス原産のわんぱくな犬種です。
牧場で家畜を追う「牧畜犬」として使役されていたコーギーは、牛の足を噛んで追い回していた歴史を持つため噛み癖や無駄吠えをしやすく、しつけはしっかり行う必要があります。
性格は明るく好奇心旺盛で友好的。愛らしい表情が人気で、イギリス王室でエリザベス女王が溺愛していた犬種としてもコーギーは有名です。たくさん運動をさせてきちんとしつけを行えば、家族のアイドルになることは間違いありません。
3.シベリアンハスキー
犬ぞりのイメージが強い「シベリアンハスキー」も元気すぎる犬としてよく名前が挙げられます。
ハスキーは狼のような見た目をしていますが、フレンドリーで甘えん坊な性格の子が多く、成犬になっても子犬のような振る舞いをする子も多いそうです。お茶目な一面もあり、飼い主が驚くような可愛いドジっ子ぶりを披露することも多いのだとか。
ロシアのシベリア原産の犬であるため暑さには極端に弱く、飼う時は夏の熱中症対策に特に気を配らなくてはいけません。凄まじいスタミナとパワーの持ち主でもあるため、散歩には1日に最低2回、1回につき1時間は行く必要があります。
遊び好きな性格でもあるハスキーにしつけをする際には、飼い主が根気よく向き合うことが大切です。
元気すぎる犬がよくする行動や注意点
ここからは、元気でわんぱくな犬がよくする行動や注意点をご紹介します。元気すぎる犬を飼っている方、これから活発な犬種を飼おうと考えている方はチェックしてくださいね。
1.家の中の物を壊す
わんぱくな犬によく見られるのが、家具や飼い主の持ち物など家の中の物を壊してしまう行動です。
特に子犬時代は何でも噛んでしまい、破壊を繰り返してしまうことが珍しくありません。体が大きく力が強い大型犬であれば、被害も大きくなりがちです。
犬は好奇心旺盛な動物ですから、ある程度のイタズラは仕方ありませんが、運動不足やストレスが破壊行動の原因になっている可能性もあるため、しつけをしても改善しない場合は運動量などをしっかり見直すようにしましょう。
2.誤飲誤食
やんちゃな犬は興味を持った物を食べたり飲み込んでしまうことがあります。オモチャや飼い主の靴下、ヘアゴム、子供用のオモチャ、人間の食べ物など、好奇心から何でもかんでも誤飲してしまう犬は少なくありません。
食べた物によっては病院で処置をしてもらう必要があったり、窒息や中毒を起こしてしまうこともあり、誤飲誤食はとても危険です。飼い主が物を出しっぱなしにしない、拾い食いをしないようにしつけるなどして対策しましょう。
3.人に飛びつく
元気がありあまっている犬は、人に会うと嬉しくて飛びついてしまうこともあります。
大型犬であれば相手を押し倒してしまう可能性が高いですし、小型犬でも驚いた人が転んでしまうリスクがあります。知らない人に飛びついてトラブルになる可能性もありますので、人には飛びつかないように訓練しておきましょう。
まとめ
わんぱくな犬種をご紹介しましたが、犬は性格にはかなり個体差がありますので、同じ犬種でも「わんぱく、やんちゃ」に当てはまらないワンコもいることをご了承ください。
元気すぎる犬はしつけに手こずったり、イタズラに困ったりと大変なことも多いと思いますが、しっかり運動をさせ、飼い主が根気強く向き合えば必ず心は通い合うはずです。
愛犬の個性を尊重し、お互いに最高のパートナーになっていきましょう。