スケートボード・メダリストの赤間凛音さんがパフォーマンス AIRMANスケートパークで「ミライキッズ新潟 アーバンスポーツフェス」開催(新潟市中央区)
デモンストレーションを披露するパリオリンピック・スケートボード銀メダリストの赤間凛音さん
「ミライキッズ新潟 アーバンスポーツフェス」が11月10日、AIRMANスケートパーク(新潟市中央区)で開催された。この日はパリオリンピック・スケートボード銀メダリストの赤間凛音さんなど若いスケートボード選手たちがゲストで登場し、そのパフォーマンスに家族連れやファンから歓声が上がった。
「ミライキッズ新潟」は子どもたちの体力向上などを目的とした「ミライキッズプロジェクト」の一環で、県内では株式会社タカヨシが運営を担う。今年はこれまで新潟市、長岡市、上越市などで知育も兼ねた「ミライキッズにいがた ワンダーパーク」も実施してきており、今回の「アーバンスポーツフェス」は2024年最後のイベントとして開催した。
11月10日に開催された「ミライキッズ新潟 アーバンスポーツフェス」は、秋晴れの空の下で開催
アトラクションやステージショーなどが開催され、多くの家族連れが集まった。写真左には、北越工業の高所作業車体験コーナーも
会場はAIRMANスケートパークで、同施設のネーミングライツパートナーである北越工業株式会社(新潟県燕市)が特別協賛し、同社の製品である高所作業車への乗車体験を実施。子どもたちは普段触れることのない珍しい体験に笑顔を見せ、保護者もこぞってその姿にカメラを向けていた。また、協賛に第一生命グループ、後援に新潟県が参加。「ビッグトランポリン」や「バルーンドーム」といったアトラクションが用意されたほか、リフティングでボールを操る「フリースタイルフットボールショー」にも観客が集まっていた。
合わせて、ステージイベントとして地元のダンススクールの発表や、小学生限定のスケートボード初心者体験会も開催された。
会場に来ていた北越工業の佐藤豪一代表取締役社長は今回のイベントについて「ダンスもスケートも、子どもたちが才能を伸ばせる場所は多いほうがいい。そういったところに、企業として地域に貢献できるというのは光栄だ」と話す。続けて「子どもたちに、このスケートパークで遊んだ思い出を提供したい。そして将来社会に出たときにも、AIRMANという名前を覚えていて貰えれば嬉しい」と語った。
森川太陽さん
栗林錬平さん
「4年後のロサンゼルスオリンピックでは必ず金メダルを獲りたい」と話す赤間さん
会場には特別ゲストとして、オリンピックメダリストの赤間さんを始め若いスケートボード選手たちや、趣味はスケートボードだというNGT48の清司麗菜さんが来場。午後には実際にスケートボードのデモンストレーションが行われた。赤間さんは階段や手すりなどが設置された「ストリートエリア」で、オリンピックでも披露したトリックを披露。安定感のある走りで技を披露するたびに歓声が上がった。
また、複雑な窪みが特徴の「パークエリア」では森川太陽さんと栗林錬平さんがメインとなって技を披露。スピードに乗った力強い走りに、会場からは二人の名前や愛称を呼ぶ声援が飛んだ。
NGTの清司さんは「私も普段からスケートボードしている。スケートボードは、成功しても失敗しても、最後にはみんなで一緒にこうして笑顔になれるところが魅力。(今回のイベントで)それがみなさんにも伝われば」と話した。
そしてデモンストレーションの最後に赤間さんは「今回のパリオリンピックでは金メダルに届かなかったので、4年後のロサンゼルスオリンピックでは必ず金メダルを獲りたい。みなさん、応援よろしくおねがいします」と意気込みを語った。
オリンピアンの姿を一目見ようと多くの観客が集まっていた
会場にはレルヒさんの姿も
【グーグルマップ AIRMANスケートパーク】
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