大谷翔平三冠届かず「54－59」でフィニッシュ、来季は日米通算300本塁打、MLB通算1000安打も射程圏
今季最終戦は4打数1安打1盗塁
ドジャースの大谷翔平投手（30）は29日（日本時間30日）、クアーズフィールドで行われたロッキーズとの今季最終戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数1安打に終わった。打率.310となり、.314のルイス・アラエス（パドレス）には届かず、三冠王はならなかった。
第1打席はセカンドゴロ、第2打席はショートゴロ、第3打席はセカンドゴロに凡退して迎えた8回1死一塁の第4打席。大谷は強烈な右前打を放つと、ダブルスチールで二盗を成功させて自身の日本人最多記録を更新する59盗塁とした。
今季のレギュラーシーズンを終了し、54本塁打、130打点で二冠当確。「55－55」には届かなかったものの史上初の「50－50」に加え、トリプルスリーも達成し、記録ずくめの1年となった。
本塁打、打点、打率、盗塁4部門ともキャリアハイ
今季の大谷は本塁打、打点、打率、盗塁いずれも渡米後のキャリアハイ。MLB通算でも松井秀喜氏が持っていた175本塁打の日本人最多を更新し、225本塁打となった。来季中の250本塁打、日本ハム時代の48本を合わせて日米通算300本塁打達成の可能性も十分だ。
安打数は878本となり、来季中のMLB通算1000安打も射程圏に捉えている。
まずは自身初のポストシーズンでどんな活躍を見せてくれるのか。悲願の世界一への挑戦は続く。
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記事：SPAIA編集部
