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R指定『クレイヴン・ザ・ハンター』は『デッドプール&ウルヴァリン』より暴力描写が激しい? ─ イギリスのレーティングが話題に

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ソニー・ピクチャーズ製作『スパイダーマン』ユニバースとして初のR指定を受けた映画『クレイヴン・ザ・ハンター』は、(MCU)のR指定映画『&ウルヴァリン』よりも暴力描写が激しい映画になる……?

アメリカにおいて、映画のレーティングを決定するは、『クレイヴン・ザ・ハンター』を「血なまぐさく激しい暴力と言葉遣い」のためにR指定とした。MPAは『デッドプール&ウルヴァリン』に対しても、「血なまぐさく激しい暴力と言葉遣いが随所に見られ、流血や性的描写もある」との理由から同じくR指定としている(R指定の場合、17歳未満の観客は親または保護者の同伴があれば観賞可能)。

一方、『クレイヴン・ザ・ハンター』により厳しいレーティング指定を与えたのがイギリスのだ。公式レーティングサイトでは、本作には「より激しく、より血生ぐさく、より残酷」な殺人シーンを含むために、「18」(18歳以上の成人のみを対象)に分類されている。これに近い米国のレーティングはR指定をしのぐ「NC-17」指定で、17歳未満の観客は親または保護者の同伴があっても鑑賞が認められない。

イギリスでは、アメリカのR指定に相当するレーティングは「15」(15歳以上)であり、『デッドプール&ウルヴァリン』はアメリカと同等の「15」指定となった。したがって、イギリスで『クレイヴン・ザ・ハンター』は『デッドプール&ウルヴァリン』よりも暴力描写が激しいとみなされたことになる。レーティングに具体的かつ明確な基準が用意されているわけではないといわれるが、いったいどんな表現が飛び出すのか?

クレイヴンは、原作のマーベルコミックではスパイダーマンの宿敵として描かれ、ヴェノムにも匹敵する強さを誇るヴィラン。『クレイヴン・ザ・ハンター』では、野獣のようなパワーとスピード、研ぎ澄まされた五感を持つクレイヴンが、いかにその力を得て悪名高き最強のハンターとなったのか、そのオリジンが描かれる。主演はアーロン・テイラー=ジョンソン。

映画『クレイヴン・ザ・ハンター』は2024年12月13日(金)日米同時公開。

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Text: Hollywood, 稲垣貴俊

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