義姉「手術したほうがいいと思う」義母と同じ意見だと思って警戒していたけれど #頑張り過ぎない介護 87
一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
仕事が休みの日も、まる子さんはたまっている家事を片付けるのに大忙しです。しかし、義母はここぞとばかりに用事を言いつけてきます……。全部は無理だと言っても「そんな程度のこと、ちょっと時間を作ればいい」と怒られてしまい、結局自分の用事は後回しに……。なんとか用事をこなすために細切れの時間を作っても、度重なる義母からの呼び出しコールにより、すべて奪われてしまい、結局1日中振り回されることになってしまいました。
望みがつながった…!
以前紹介状を書いてもらった病院に行く日がやってきました。義姉にも手伝ってもらい、病院に向かいます。なんとか手術を受ける方向で話が進んでほしいと思い、医師に現状を必死に訴えますが、前向きな返事がもらえません。翌日、別の科も受診してから結論を出すことになりましたが、自分の思いが伝わらなかったことに、まる子さんは大きなショックを受けてしまいます。
昨日、診察を受けた結果、今日も急きょ別の科を受診することに。
病院の入口で検温してもらうと……。
まさかの発熱!? 最近は体温調整ができないようで、少し動くだけでこうなるので、様子見です。
結局、発熱は感染症などではないとわかり、検査がスタート。
身が縮む……ではなくて? ジョークのつもり?? ツボに入ってしまいました……(笑)。
ノリのいい看護師さんで助かります!
義母の検査中、義姉とゆっくり話す時間ができたので、私たち夫婦の考えを話しました。
義母からは、義姉も手術には消極的だと聞いていたけれど、どうやらそれは義母が勝手に脳内変換しただけのようです。……話せてよかった!
途中、長時間の検査で疲れたのか、戻って来た義母。
話がわかる看護師さんで助かります……!
今日は循環器内科を受診しましたが、医師の見解は……。
「手術自体は軽いほうの手術だから大丈夫」と、お墨付きをいただきました!
受診を終えると、来週の決戦には義姉も来るのかどうか確認した義母。
やんわり断ってくれましたが……。
義姉は最終的には自分の味方になってくれると思っているからか、どうしても来てほしいようです。
翌日。急に受診が決まったこともあり、義姉にも仕事を休んでもらい、一緒に病院へ向かいました。採血やレントゲン、心電図など、義母が看護師とともにあちこち回っている間、私は義姉に私たち夫婦の考えを話しました。
そこでわかったのは、義姉は義母と同様、無理に手術をすることはないと思っているのではなく、むしろ手術には積極的だということ。どうやら、義母がいつものように都合の良い脳内変換をして私に話をしていたようで、私が勝手に警戒していただけでした。……義姉と話ができてよかったです!
そして検査が終了。今日の医師見解は「手術は大丈夫」でした! なんとか望みがつながったので、翌週に控えた外科医との面談では、しっかり現状を伝えられるように準備を頑張ろうと思います……!
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今回の医師からは、手術に前向きな意見をもらえてよかったです……! そして何より、義姉が同じ考えを持っていたと気付けたことは、大きな収穫でしたね。まだ一波乱ありそうな気もしますが、味方が増えたとわかって、まる子さんも心強いのではないでしょうか。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)
地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。