子どものやる気が見えない時どうすればいい? 先輩ママがやってる声掛けなどを紹介
最近なんだかサッカーに対してのやる気が感じられない。という状況も保護者の皆さんを悩ませる原因の一つですよね。
自主練もしない、練習も行きたがらない時がある。子ども自身、何か悩んでる? と感じてもどうしたらいいか意外と分からないもの。
先輩ママであるサカイクアンバサダーの皆さんはそんな時どうしているのか聞いてみました。
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■サッカーに対してやる気がないとイライラする? 心配する?
子どものサッカーを楽しんでることが一番だけど、何となくやっているだけに見えたり、自主練をしないなど、やる気が感じられない状況にイライラやきもきしてしまうこと、ありませんか?
「周りの子みたいにやる気を出してほしい」「自分から『やる』って始めたのに」といった嘆きを聞くこともあります。
一方で、もしかしたらチームで嫌なことがあったのかな? サッカー行きたくないのかな? と心配になることもありますね。
お子さんによって対応は変わりますが、先輩ママのエピソードを参考にしてみてください。
■褒めたり、本人の良いプレー集を見せて気分を良くする
サカイクアンバサダーの皆さんからは以下のような回答をいただきました。
・他の好きなことで満たしてあげた
・とにかく良い時のプレーを褒めたり、良いプレーやゴールシーンだけを編集して見せた。良いシーン集はうちの子にはテンション回復にかなり効果があります。
・いい時のプレーを見せたり、プロの試合を一緒に見たり、一緒に自主練しようと誘って、とりあえずどんな些細なことでも褒める。低学年なこともあるけど、基本はサッカーが大好きだから、気分を上げるのは今のところは簡単です(笑)
・行きたくないと言った時、「じゃあ休んだら」と言ったことはあります。小学生ですし、まだサッカーだけが全てじゃないので。それで休んだことも、やっぱり行くー!ってなったこともあります
・行きたくない日は休ませました。本人も「今日は休もうかな」って感じで。現在中学生ですが、サッカー続けてます
など、サッカー以外の好きなことをさせたり、撮り溜めていた良いプレー編集して見せるなど親の愛情が感じられる回答でした。
■本人の気づきを促す
上記以外にも
・将来どうなりたいのか、そのために何が必要なのか、それで夢は叶うのかと言葉をかける
といった回答や
・活躍された方が小学生年代に悩んだ気持ちが書かれた本を読んであげたり、インスタに上がっている元選手の名言集(本田圭佑さんやイチローさんなど)を見せる。うちの子には親が『頑張って』と言うより効くようです
と、本人に気づかせる対応をしている方も。
■子どものサッカーで何より大事にしているもの
AチームからBチームになった、試合でミスしたことをからかわれた、サッカーやってない友達と遊びたい、などサッカーに行きたくない理由もその子によって違います。
ですので、親の対応はそれぞれですが、多くの方から寄せられたのは「言い方には気を付けている」ということです。
みなさん「サッカーを楽しんでほしい」「サッカーを好きでいて欲しい」との思いを一番大事にされているので、追い詰めるような言い方はしないよう心掛けているようです。
「親は監督、コーチじゃないし応援するだけ」「親は子どもの一番のファンだから」といった声も寄せられました。
■子どもは親が思うより考えている
中学生以降のお子さんを持つお母さんからは、子どもが小学生だったころを振り返ってこんなアドバイスも。
「子どもって意外と考えて、頑張ってやってるから。やる気がないって思ってるのは親だけ。親が『うちの子やる気ないな』と感じていることを子どもも感じ取るから、ますます子どものテンションが低くなるのかな、と。今日は疲れているのかな? ぐらいの感じで子どもとコミュニケーションを取ったら良いと思います」
■小学生年代で上手い下手、出れる出れないは最重要じゃなかった
そして、先輩ママからサッカー少年少女の保護者に伝えたいこととして、今目の前の結果に一喜一憂しないことが大事だと教えてくれました。
「小学校の時は、上手い下手とか、出れる出れないで すごい一喜一憂してたけど、高校生になると、今までサッカーが好きで続けてることにすごい価値を感じるようになりました。仲間やいろんな人とふれあえて。そう思うと、小学生の時は『もっとうまくなって欲しい』と思っていたけど、大事なのはそこじゃなかった。それを小学生の保護者さんに伝えたいですね」
いかがでしょうか。好きで始めたサッカーのやる気が感じられなくなると、親は色々心配してしまうものですが、先輩ママたちが教えてくれた「こんな風に乗り切ってます」というエピソードを参考にして、思い詰め過ぎないようにしてくださいね。
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