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「部屋に銃弾が当たって…」笑顔で話すアメリカ生活のリアル!買い物途中に聞いてみると

Sitakke

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HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。

1万円好きにお買い物していいので…お買い物について行ってイイですか?

買い物について行かせてもらい、その方の人生模様を探る“お買い物ドキュメンタリー”。

今回、取材に協力してくれたのは、「ザ・ビッグエクスプレス平岸店」。
一体、どんな人たちが買い物に来ているのでしょうか。

1人目:夫の病死をきっかけに息子たちの健康にも気遣う 井筒 博子さん(66歳)

番組スタッフ:「何を買ったのかな?と思って」博子さん:「きょうはハンバーグがうちにあったので、あっさりとした冷奴を買って。あと明日煮付けでもしようかな」

番組スタッフ:「1万円までお支払いするので買い物ついて行ってイイですか?」博子さん:「大丈夫です」

取材に協力してくれたのは、近所に住むという専業主婦の井筒博子(いづつ・ひろこ)さん。
今日は歯医者で治療を終えた後に買い物に立ち寄りました。
家族構成を聞いてみると…

博子さん:「3人になっちゃったんですよね」番組スタッフ:「なっちゃったというのは…?」
博子さん:「去年の12月に主人が急に亡くなっちゃったので…胃がんだったので、前触れが無かったので、全然」

約半年前、夫を突然の病で亡くしたという博子さん。
現在は、34歳と32歳の息子と3人暮らしをしているんだそう。

博子さん:「急に苦しみだしたので救急車で運ばれて。12月15日に亡くなったんですよ。11月29日に救急車で運ばれて。『どうして、どうして』みたいな感じだったので、『頑張って頑張って』って」

連れ添った夫とのなれそめは?

博子さん:「小さい建設会社で知り合って結婚しました。30歳ぐらいで結婚したので、向こうが36歳くらいですか」

博子さん:「家の中で亡くなったわけではないので、家の中で物音がしたら『なんか呼んでるのかな、いるのかな?』っていう感じですよね。音がしたら、『あっお父さん来たね!』っていう話をしていて」

夫が亡くなって半年…現在の生活は?

博子さん:「お弁当作りがあるのでまだ忙しくしています。だから気が沈んでる暇がないのかなっていう気がするけど」

番組スタッフ:「親バカだなって感じますか?」博子さん:「何でもやっちゃって親バカですかね、 やらなきゃいいのにやっちゃうから。ベッド直したり、洗濯したり何でも子ども中心になっちゃうのでそれで1日終わりますね」
博子さん:「もう年取ってるので邪魔だって言われるかなと思っているんですけどね、お弁当作ったりしてるのでまだ良いかなって思ってます」

番組スタッフ:「カフェオレは結構買う?」博子さん:「下の子が仕事に持っていくんです。今はもう暑くなったので半分凍らせて」

博子さん:「こういうのが好きなので、どんぶりにして」

かごの中身は2人の息子の好物でいっぱいに…
息子の存在について聞いてみると。

博子さん:「今の一番の支えは息子2人ですね。いなかったら毎日毎日泣いて暮らしてたかもしれない。今やることがあるからね、いなかったらきっと、泣いて泣いて泣いていたんだと思います」

夫の病死をきっかけに、自分だけではなく、息子たちの健康にも気を遣うようになったといいます。

博子さん:「息子が当直の時は必ず果物もビタミンCも持たせるんですよ。大変かなと思うのでね、そういうことしかできないので」

ここでお買い物終了!合計金額は…

7,234円でした。
最後に、これから家族でしたいことを聞いてみると…

博子さん:「ゆっくり温泉に入りたいなって思って。一日何もしないでね、のんびりしたいなと思う」


2人目:アメリカに15年間滞在 スリル満点の日常生活 リーさん

番組スタッフ:「結構買う予定ありますか?」リーさん:「いつもお客様感謝デーの時しか来ないので、その日数分買ってます」
番組スタッフ:「次のお客様感謝デーの間に使うものを買いに?」リーさん:「そうですね、10日分」

番組スタッフ:「今番組で1万円までお支払いするので買い物ついて行ってイイですか?っていう企画をしていまして…ついて行ってもいいですか?」リーさん:「はい、いいですよ」

取材に協力してくれたのは、2年前アメリカから故郷の札幌に帰国したリーさん。
ニックネームで対応してくれました。

番組スタッフ:「ニックネームの由来は?」リーさん:「語学学校でアジアの名前って読みにくいっていうことで、アジアの生徒はみんな付けないと先生が読めなかったっていうのがあって、それでリーでいいですって」

一度短期留学したことをきっかけに、15年間アメリカのカリフォルニアに住んでいました。

現在はアメリカ人の夫と2人暮らしだというリーさん。
夫は語学学校のクラスメイトでした。

番組スタッフ:「食事とか文化のギャップってあったりしますか?」リーさん:「文化のギャップは あります。若いころはけんかしました。『この出汁じゃない』って。でも、それは日本人同士でも同じかなと思って」

食事や文化の差に戸惑うことも多かったんだそう。
そのほかにも、アメリカ生活はハラハラすることが多かったそうで…

番組スタッフ:「アメリカで大変だったことは?」リーさん:「あっちは治安があまり良くないので一回外でガンショット(銃撃)が始まって」

番組スタッフ:「銃撃ですか?」「私たちを狙ったわけじゃなくて流れ弾だったんですけど。私たちの住んでいる部屋にあたったりとか、そういう非現実的なことはあったりとか」

銃撃以外にも、こんな出来事が…

リーさん:「たまたま見に行ったドジャースのゲームでマイケルジョーダンが客席にいました」

15年間住み続けたアメリカを離れ、地元に帰ってきたワケを聞いてみると…

リーさん:「ちょっと生活変えたかったっていうのと、旦那も日本に住みたいっていうことだったので。ガンショットとか無いし、薬物中毒者が近所に歩いているわけでもないし、結構家賃高いところに住んでたんですけど、それでも中毒者が近くにいるっていうのがアメリカだったので。それに比べたらとても平和」

リーさん:「なるべく北海道に住んでいるので北海道産とか北海道の会社のものを買うようにしています」

ここでお買い物終了!合計金額は…

8,259円でした。
日本でどんな生活をしていきたいか聞いてみると…

リーさん:「物価が高いのであまり贅沢はできないんですけど、それでも2人で幸せに生きていきたいなと思います」

▼連載|買い物について行ってイイですか?

※掲載の内容は番組放送時(2025年6月6日)の情報に基づきます。

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