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「ちくま」と聞くと皆さんは何を連想しますか？店名の「BREAD chikuma（ブレッドチクマ）」の「ちくま」は長野県に流れる千曲川が由来です。
シェフの由井さんは長野県のご出身で、立川の「ムッシュイワン」からブーランジェとしての経歴をスタートされて、その後沢村・軽井沢店に7年、ル・ルソール(駒場東大前)及びガーデンハウスクラフツ(代官山) を経て2025年6月10日にBREAD chikumaをオープンされました。

お店はさいたま高速鉄道の新井宿駅から徒歩5分程の場所にあり、駐車場も3台あるのでとても便利です。店舗は新しく建てられたようです。

お店の中に入ると、新築の香りがするピカピカの空間に、美術館の展示のように整然とパンが並べられています。

パンを一つ一つ見ると、麹やベルギー産ホワイトチョコ、美瑛産コーンなど、素材に拘られているのが良く分かります。

タピオカ粉を使ったドーナツも目を惹きました。これは購入決定です！

スペシャリテの一つである「αバゲット」は、小麦粉のα化を利用したパンです。小麦粉のα化とは、小麦粉を湯種にすることでデンプンが膨張して糊の様になった状態です。このα化したパン生地はもっちり感が出て、更に麹が加わってデンプンが糖に分解されて甘さが演出されるため、モチモチでほんのり甘いバゲットになる訳です。

そしてそのαバゲットを使ったミルクフランスと、こちらもスペシャリテの生絞りクリームパンは、冷蔵ショーケースに置かれていました。

【購入したパン】

＊ミルクフランス

前述のαバゲットを使ったミルクフランスは、クラストがしっかりカリカリで、生地はもっちりでほんのり甘さがあります。ミルククリームとの相性抜群でした。

＊生絞りクリームパン

濃厚なカスタードと生クリームを合わせたクリームがたっぷりと入っていて、食べ応えのあるクリムーパンです。人気商品でマストバイだと思います。

＊大納言チーズ（画像左）

パンオレ生地にチーズと大納言、あましょっぱい味が絶妙です。

＊麹湯種のチャバタ（画像右）

麹が加わってほんのりとした甘さが優しいチャバタです。

＊もっちりドーナツ

タピオカ粉でもっちりとした生地で、和三盆の自然な甘さが心地よいです。

＊クロッカン

カリカリのしっかり固められた生地に、クルミとピスタチオが入っています。スナック感覚で頂くことができます。

ワクワクするパンが沢山あって、αバゲット自体は今回購入しなかったので、再訪必至です。

SHOP INFORMATION
【店名】BREAD chikuma（ブレッド チクマ）
【住所】埼玉県川口市赤山1397-3
【電話番号】なし
【営業時間】08:00~17:00
【定休日】日・月

※写真の商品の種類、価格は、2025年８月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗もしくはSNSなどでご確認ください。